2/28/2019

鶴林寺1

聖徳太子が創建されたと伝わる鶴林寺(加古川市)


立派な仁王門




「国宝」になっている本堂。薬師如来が祀られています


新薬師堂(ここは撮影可)


薬師如来と日光・月光菩薩


その両脇には十二神将



平成16年「トレビアの泉」で放映され「ウィンクしている仏像」として一時人気になった、十二神将の中の摩虎羅大将。


2/27/2019

浄土寺2

こちらが本堂(薬師堂)です


国宝浄土堂と池を挟んで向かい合って建てられています。こちらも同じ時代に造られたのですが、途中で消失し再建されたので、重要文化財になっています。中の薬師如来は秘仏です。


敷地の中央に神社(鎮守八幡宮)があります


大きな拝殿です


その奥の本殿




本堂前に蝋梅が咲いていました

2/26/2019

いざ、浄土寺へ 1

淡路島の帰りに神戸に立ち寄り、念願の浄土寺(兵庫県小野市)へ行ってきました。2年前の奈良博での「快慶展」にもお出ましにならなかった、快慶の阿弥陀三尊像にお会いするために。


この浄土堂は東大寺再建の勧請を行なっていた重源上人が播磨別所として1192年に建てた、珍しい大仏様の建築様式(他には東大寺の南大門だけ)で国宝に指定されています。


大仏様というのは当時の中国(宋)の影響を受けていて、天井を張らず、赤い大きな柱や肘木などの木組みがむき出しになっている壮大な造り。西側全部は格子状の蔀戸になっています。この重源と快慶が作り上げた傑作が、浄土堂のミラクルを演出しているのです。

 (パンフレットより)

快慶による阿弥陀三尊像。中央の阿弥陀像は5.3m、両側の勢至・観音菩薩像は3.7mもあり、下から見上げるとすごい迫力です。雲に乗って西(西方浄土)からお迎えにきてくださっているお姿です。


普通の阿弥陀仏とは逆の右手を伸ばし、左手は指を三本立てている珍しいお姿です。爪が異常に長いのも特徴です。

晴れている日の夕方には、蔀戸から強い西日が差し込んで三尊の後ろの床に反射し、その光が吹き抜けの屋根裏や柱に届くと乱反射して朱色に輝き、それが上から三像に降り注ぐという仕掛けになっています。その光輝く姿を仰ぎ見て、ご来迎を信じていた昔の人はさぞかし感動したことでしょう。

(日経BP「美仏巡礼」の写真を暗く加工)

曇っている日はこの写真のように薄暗いです。私が訪ねたのは薄曇りの夕方でこんな感じでした。冬の夕日は真西よりもずれて沈むので光りの具合は弱いそうです。お堂は正方形で一周することができ、側面も背面もじっくりと見ることができます。

快慶は後年たくさんの三尺の美しい阿弥陀仏を造りましたが、この三像はまだ若い頃の作品なので、予想したよりは大雑把な感じがしました。

下からじーっと見上げていると、フワーとお顔が明るく輝いてきました。「気のせいかしら」と思っていたら、瞬間的に薄日が入り込んてきたのです。「おー!」感動です。生き生きとした表情が浮き上がって見えました。冬の日は低く長く射し込むので、三像の前の床板にも光が届くそうです。



外から見た西側の蔀戸。屋根も夕日を遮らないようにそり上がっていないそうです。

この三尊像は建物の土台に乗っていてお堂と一体化しているので、外部にお出ましはできない仕組になっているそうです(納得・・・)。


もう一度、いつか夏の強い光で輝くお姿も拝見したいものです。



2/22/2019

クリスマスローズ@淡路夢舞台

お花が少ないこの季節


色とりどりに咲いて楽しめるのが


クリスマスローズですね


黒紫、白、薄緑、淡いピンク・・・


うつむき加減に咲いているので


表情を撮るのは難しいです



斑入りの八重や


微妙な色合い



派手な八重など、最近は種類が多いです。

2/19/2019

梅一輪の暖かさ



1月に北野天満宮に行った時に頂いてきた「思いのまま」


北野の梅には古来より無病息災疫病邪気払いの御利益があり、お正月の縁起物だそうです。指示通り、涼しい所で保管し、つぼみが膨らんだので部屋の中に移したら、咲いてくれました。


ひょうたんの中には厄除けの玄米が入っています

白米と一緒に炊いて食べるそうです


 思ったよりはずっと控えめな小さな花でした


2/16/2019

砂岩のマーブル模様

淡路島は日本神話では最初に作られた島と言われています。なのであちこちに伝説が残されています。
その一つとなるこの「絵島 」は3,500万年前の砂岩層が露出したもので、地質学的にもとても貴重な場所だそうです。



この美しいマーブル模様は、地層の中の鉄分が、岩の割れ目から出てきて、酸化した結果とのこと


自然が創り出した美しい造形があちこちに見られます


元々絵島は淡路島と陸続きだったのですが、海の浸食により本島から切り離されてしまいました。橋を渡って絵島へ行けるのですが、今は閉鎖されて上がれません。




山頂には鳥居とお社があります。平清盛の兵庫築造の際に、人柱となった松王丸の菩提を弔うために建てられたと伝えられています。奥にうっすら見えるのは明石海峡大橋です。


2/15/2019

立川水仙郷@淡路島

もう一ヶ所の水仙郷へ


こちらは平地です




黄水仙や


八重


 そして、ここにしかない白いスイセン、"ガレル"


 花びらの先が尖ったものなど


 いろいろな種類が咲き乱れていました


水仙は日本の花だと思っていましたが、実は元々は地中海原産で昔シルクロードを通って中国から伝わって来たそうです。