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5/19/2019

空海ノ光@東寺・灌頂院

今東京の国立博物館で開催されている「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」のために、東寺の講堂にある立体曼荼羅の21体のうち国宝11体、重文4体、合計15体が東京にお出ましになっていて、京都の方はガラガラ状態です。


それを補うためか、普段非公開の灌頂院で、両界の曼荼羅図(元禄本)とAR技術を活用した神秘的な体験ができる、デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」が開催されています。

  


自分の持っているスマホや iPadにその場でアプリを入れると、ARが作動して


踊絵師の神田さおりさんがバーチャル空間に描いた作品が現れ、


 プロジェクトマッピングの画面と重なり


面白い体験ができます


神田さおりさんは、友達の息子さんのお嫁さんで、国内外で踊りながら大画面にアクションペインティングをするというアーティストさんです。




3/01/2019

鶴林寺2

こちらは「国宝」の太子堂(1112年)です


御本尊は釈迦三尊像

(絵葉書より)

中には入れませんが、宝物館に須弥壇とともに再現されています

 (絵葉書より)

白鳳時代の金銅聖観音立像(宝物館)

異常に細い腰を少しひねった美しいお姿です。昔盗人がこの像を溶かして売ろうとしたら、「あいたた・・」と声をあげられ、驚いて像を返したという伝説から、「あいたたの観音さま」と言われているそうです。


宝物館には、太子堂の再現壁画、聖徳太子像、十一面観音像、絵巻などたくさんの文化財があり、「播磨の法隆寺」とも言われています。




三重塔の南西の角には



三面の鬼瓦が睨みをきかせています



2/28/2019

鶴林寺1

聖徳太子が創建されたと伝わる鶴林寺(加古川市)


立派な仁王門




「国宝」になっている本堂。薬師如来が祀られています


新薬師堂(ここは撮影可)


薬師如来と日光・月光菩薩


その両脇には十二神将



平成16年「トレビアの泉」で放映され「ウィンクしている仏像」として一時人気になった、十二神将の中の摩虎羅大将。


2/27/2019

浄土寺2

こちらが本堂(薬師堂)です


国宝浄土堂と池を挟んで向かい合って建てられています。こちらも同じ時代に造られたのですが、途中で消失し再建されたので、重要文化財になっています。中の薬師如来は秘仏です。


敷地の中央に神社(鎮守八幡宮)があります


大きな拝殿です


その奥の本殿




本堂前に蝋梅が咲いていました

2/26/2019

いざ、浄土寺へ 1

淡路島の帰りに神戸に立ち寄り、念願の浄土寺(兵庫県小野市)へ行ってきました。2年前の奈良博での「快慶展」にもお出ましにならなかった、快慶の阿弥陀三尊像にお会いするために。


この浄土堂は東大寺再建の勧請を行なっていた重源上人が播磨別所として1192年に建てた、珍しい大仏様の建築様式(他には東大寺の南大門だけ)で国宝に指定されています。


大仏様というのは当時の中国(宋)の影響を受けていて、天井を張らず、赤い大きな柱や肘木などの木組みがむき出しになっている壮大な造り。西側全部は格子状の蔀戸になっています。この重源と快慶が作り上げた傑作が、浄土堂のミラクルを演出しているのです。

 (パンフレットより)

快慶による阿弥陀三尊像。中央の阿弥陀像は5.3m、両側の勢至・観音菩薩像は3.7mもあり、下から見上げるとすごい迫力です。雲に乗って西(西方浄土)からお迎えにきてくださっているお姿です。


普通の阿弥陀仏とは逆の右手を伸ばし、左手は指を三本立てている珍しいお姿です。爪が異常に長いのも特徴です。

晴れている日の夕方には、蔀戸から強い西日が差し込んで三尊の後ろの床に反射し、その光が吹き抜けの屋根裏や柱に届くと乱反射して朱色に輝き、それが上から三像に降り注ぐという仕掛けになっています。その光輝く姿を仰ぎ見て、ご来迎を信じていた昔の人はさぞかし感動したことでしょう。

(日経BP「美仏巡礼」の写真を暗く加工)

曇っている日はこの写真のように薄暗いです。私が訪ねたのは薄曇りの夕方でこんな感じでした。冬の夕日は真西よりもずれて沈むので光りの具合は弱いそうです。お堂は正方形で一周することができ、側面も背面もじっくりと見ることができます。

快慶は後年たくさんの三尺の美しい阿弥陀仏を造りましたが、この三像はまだ若い頃の作品なので、予想したよりは大雑把な感じがしました。

下からじーっと見上げていると、フワーとお顔が明るく輝いてきました。「気のせいかしら」と思っていたら、瞬間的に薄日が入り込んてきたのです。「おー!」感動です。生き生きとした表情が浮き上がって見えました。冬の日は低く長く射し込むので、三像の前の床板にも光が届くそうです。



外から見た西側の蔀戸。屋根も夕日を遮らないようにそり上がっていないそうです。

この三尊像は建物の土台に乗っていてお堂と一体化しているので、外部にお出ましはできない仕組になっているそうです(納得・・・)。


もう一度、いつか夏の強い光で輝くお姿も拝見したいものです。



10/04/2017

恵林寺3

恵林寺は見所満載


涅槃図


庫裏の鬼瓦の大きいこと


萩の花や


紅白のヒガンバナ


そしてぶどう園もあり


葉っぱが紅葉してました



10/03/2017

恵林寺2


大きな庫裏に入ります


至るところに武田菱と大きな額が見られます


秋の木漏れ日



だだっ広い方丈


趣のある扉


方丈庭園


歩くと大きな音がなるうぐいす張りの廊下を通って明王殿へ


(写真はお寺のホームページから)

武田信玄が生前(31才の時)、比叡山から大僧正の位を受けた記念に京から仏師を招き、自らと対面させてその姿を摸刻させたという等身大の不動明王が安置されています。両脇の童子の像(矜羯羅童子と制多迦童子)がなかなか魅力的でした。


信玄公の墓所、柳沢吉保公の墓所を通り、庭園へ


夢窓国師が苔寺や天龍寺を手がける前に造った池泉回遊式庭園です(まだ続く)。