コロナウィールスの勢いが止まりません・・・外出禁止要請が出たり、他県への出入り自粛が言われたり、桜見物の規制線が張られたり。京都でもかなり人出(特に中国人)は少なくなりましたが、相変わらず桜の名所は混み合っているようです。
そんな中、八坂神社に現れたのが、普段は6月末の夏越祭に登場する「茅の輪」。普段はその年の半年分の穢れを祓い、次の半年を無事に過ごせるようにくぐるもの。
「素戔嗚尊(スサノヲノミコト)の神域にて茅の輪をくぐることで、現在流行の新型肺炎感染症なる疫病にかかることなく、無病息災にお過ごしになられること心よりご祈念申し上げます」という看板が大きく掲げられています。
八坂神社でこの茅の輪が夏越祭以外に置かれるのは、コレラが流行した明治10年以降初めてで143年ぶりとのこと。奥の本殿では「鈴緒」(鈴とそれを鳴らすための綱)が感染予防のため引き上げられていました。