氷河急行の中間地点、アンデルマットは山越えをするための宿場町として昔栄えたところ。運よく、座席がとれたので、ここから乗車。真っ赤な車両の可愛い氷河急行は、去年リニューアルされ、天井までガラス張りのパノラマ車となり、冷房も入り、6ヶ国語で説明が聞けるヘッドフォンつきで、テーブルのついた広い座席となった。一番驚いたのは、以前は食堂車で予約をした限られた人しか食事ができなかったのに、今度は自分の座席で注文すると、出来立ての料理をサーヴしてくれて食べられること!狭い通路をお盆いっぱいの料理やお酒をのせてボーイさんが行ったり来たり。そんな中、列車は急勾配をぐんぐん登っていく。あっという間に標高2033mのオーバーアルプパスに着くと、今まで夏だったのが一気に雪と氷の世界に変わっている。人々は歓声をあげて、立ち上がって写真を撮ったり、右へ左へ移動したりのぞきこんだり。ああどこの国の観光客も同じだぁ!そうこうするうちに車窓は、スイスのグランドキャニオンといわれてる渓谷からのどかな牧草地帯へとかわっていき、本当に絶景を堪能することができた。
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