4/30/2009

ツツジの山


新型インフルエンザが世界で不気味な広がりをみせています。この連休に海外旅行を計画している人達は行くのを迷うところでしょう。
早くもツツジが見頃となっています。ツツジは咲き終わりがあまりきれいではないし、わーと満開なのもちょっと恐ろしいものがあるので、少し早めをねらって、三室戸寺まででかけてきました。ねらいはバッチリでした。


平戸ツツジという種類だそうです

4/29/2009

重森三玲の庭、続き

次は上古の庭(別名盤座の庭)。御神体を石で表しています。




こちらが蓬莱の庭。三玲がデザインしたが、とちゅうで亡くなり、その後長男が完成させたお庭です。蓬莱山とは不老不死の仙人の住む島といわれており、それをイメージして作ったと言われています。大きな石がにょきにょき生えてるという感じでワクワクします。仙人達が遊んでいる姿でしょうか。



4/28/2009

重森三玲の庭5

松尾大社には”松風庭”という名前の庭園があります。これもまた重森三玲による昭和のモダンの究極の庭で、絶庭(完成前になくなる)となります。使われている石はすべて四国の緑泥片岩(青石)で統一観があります。
先ずは”曲水の庭”。奈良の平安朝の曲水庭園を意識して作ったものだそうです。州浜が砂ではなく、石を敷き詰めて固めてあるところ、川の中にも石を配置してあるところ、が斬新だなと思います。





三玲の庭1
三玲の庭2
三玲の庭3
三玲の庭4

4/27/2009

お見事!




昨日は雨で寒い一日となりました。それでもメゲズに長岡天神にキリシマツツジを見に行ってきました。784年から10年間、日本の首都であった長岡京。今はその面影は全くありませんが、広い敷地に八条ヶ池のある長岡天神や、竹林(たけのこ)などが有名です。このツツジ、高さは2.5メートル、樹齢130年で、鳥居からずーと続く長い赤い花の回廊を作っていて、それは見事でした。

4/26/2009

す、す、すみません

また、しつこく桜に逆もどりです。昨日は一日雨でしたが、それでもめげずに、岡崎の京都一おいしいうどんの店(と言われています。いつか書きます)に行った帰り、すっかり葉桜になってしまった疎水べりを歩いていたら、まだ残っていました。




落ちた花びらが、雨にぬれて汚くなってしまい、かわいそうでした。


堀川通り沿い

4/25/2009

七重八重花は咲けども山吹の・・・

桜にうつつを抜かしている間に、周りはすっかり春景色。気がつけば、つつじ、藤、花水木、あやめ、山吹などの花がいっせいに咲き出していました。ちょっとあせります・・


という訳で、まず向かったのは、山吹で有名な松尾大社。京都最古の社だそうです。境内も広く、本殿はみごとで、さすがという感じですが、京都市内からはちょっと遠いため、それほど人は多くはありませんでした。境内を横切る一ノ井川のほとりの山吹は3000株もあるそうで、こんなにいっぱいの山吹は初めて見ました。山吹というと”七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき”という歌を思い出します。




        なぜかおしゃもじの絵馬が。

4/24/2009

カルチャーショック

     右下にいるのが通天閣のシンボル、ビリケンさん


突然話は変わって、先日大阪へワンデーツアー(造幣局の通り抜けに)に行った時のことです。私にとっては大阪は全くの未知の世界。この際だから、一応名所といわれる大阪を見てみようと思い、道頓堀、心斎橋、法善寺横丁をめぐり、通天閣に上り、最後に新世界、じゃんじゃん横丁にも行きました。この日は真夏日でしたが、頭がくらくらしたのは、暑さのせいではなく、大阪の町のたぎるような熱気というか、こてこて、ぎらぎらでした。たまたま行った所が繁華街だったせいもあるでしょう。大きな動く看板や、はりぼてのフィギア、へんてこなマスコット人形(ビリケンとか変なおじさんとか)が道の両側にあふれています。目に飛び込んでくるのは、たこ焼きか、串あげのお店の宣伝ばかり。いやー本当にびっくりしました。きっとここで生活していると、人は元気をもらえるんでしょうね。特に今は京都に住んで、お寺めぐりばかりをしているので、本当にカルチャーショックでした。

   有名串かつ店が並び、行列ができていたジャンジャン横丁

4/23/2009

ちょっと前の桜ですが・・・

いよいよ桜も終わりでしょうか。今年は予想より時期がずれたりして、ずいぶんやきもきしましたが、例年よりは、いろいろな場所で、たくさんの桜を見る事ができて幸せでした。最後に4月初めに東京で見た桜を入れておきます。東京国立博物館に阿修羅展を見に行った時の満開の桜です。




東博本館前の見事なしだれソメイヨシノ


四谷の土手の桜を今年も見ることができました。今日で一ヶ月にわたった桜追っかけも終了です。


4/22/2009

まだ続く・・・

いつもブログにコメントを下さるヨコさんに勧められて、千本えんま堂の八重桜、普賢象を見に行ってきました。知らなかったのですが、どうもこのお寺は普賢象が有名なお寺のようです(もちろん大きなえんま様もいらっしゃいます)。もう盛りは過ぎていましたが、まだまだきれいでした。


いままで普賢象は白っぽい桜と思っていましたが、やはり最後の方には濃いピンクになるんですね。昨日の雨でけっこう落花が見られました。


めずらしい二尊院普賢象と普通の普賢象が両方とも一緒に見られました。おまけにお賽銭泥棒というのも目撃しました!!(お寺の人の話によるとけっこう多いんだそうです。)

手前の白いのが二尊院普賢象、奥が普通の普賢象

その後、平野神社にまた行ってみました。さすがに御衣黄も平野妹背も終わりに近づいていました。




前回はつぼみだった“突羽根”(つくばね)は、今日は満開でした。



最後は千本釈迦堂の国宝のお堂と松月です。

4/21/2009

雨の前に

今日は午後から雨とともに、風が強くなるとの予想。これで桜も終わりでしょう。せめてその前にちょっとでも様子を見てこよう!!ということで、西陣の雨宝院と御所に行ってきました。

緑の桜、御衣黄(ぎょいこう)はもうすっかり盛りを過ぎて、中心が赤くなっていました。


門の前の松月はまだ咲いていました。



雨宝院の門から見える向かいのお寺(本隆寺)の壁はいつ見ても味わいがあって素敵です。



その後、京都御苑をお散歩。広い敷地の中、新緑とタンポポがきれいでした。ほとんど葉桜になっていて、雨も降り出し、人もぜんぜんいませんでしたが、仙洞御所の塀ぎわに咲いていた八重桜がきれいでした。



これは何という名前の八重桜かわかりませんが、まだまだつぼみがいっぱいついていてこれからです。(御苑で)