ニュージーランド最大のフィヨルドランド国立公園で世界遺産のミルフォード・サウンドに行ってきました。クイーンズタウンからミルフォード・サウンドまでは、西へ直線距離では80kmほどしかないのですが、間に原始林や南アルプス(3000m級の山々)が立ちはだかっているため、いったんモスバーンまで南下し、そこからテ・アナウまで西へ進み、そして北上するというルート(片道300km)しかありません。ミルフォード・サウンドで1時間半のクルーズを入れると、まる13時間の一日観光(バスツアー)となります。
朝7時にツアーバスがホテルに迎えにきてくれ、他のホテルにも寄って、お客をピックアップしていきます。初めは大きなワカティプ湖沿いを走りますが、途中からは期待通りの山岳放牧地帯をひた走ります(時速100kmで)。
ニュージーランドは国土は日本の3/4なのに、静岡県と同じくらいの人口(約430万人)で、羊の数は人口の10倍だそうです。
南島は農作物はなく、ほとんどが牧畜、酪農だそうで、羊、牛、馬がのんびりと放牧されています。
鹿肉(ベニソン)も有名で、鹿がたくさん放牧されていて、めずらしい光景でした。
手前の茶色いモコモコした草はタソックといってNZ特有のものです。この草は羊でも食べないのでどんどん増えているそうです。
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