2/29/2012

ねじりまんぽ

聞き慣れない単語 ”まんぽ” というのは、線路の下をくぐるトンネル状の通路のこと、すなわち短いアーチ橋のことです。

蹴上インクラインの線路の下をくぐって南禅寺に向かう小さなトンネル。これが ”ねじりまんぽ” です。”ねじりまんぽ” とは、上の線路と下の道路が斜めに交差しているために、アーチ橋を斜めに架けるための特殊な技法のことだそうです。

アーチの円形を作り出すために、アーチ部分のみレンガを斜めに積んでいく、これがねじりまんぽの最大の特徴です。

アーチ土台部はレンガが通常の積み方で地面に平行に積まれているのに対し、アーチ部は斜めにうねるようにレンガが積まれているのが分かります。こういう積み方をすることで強度が高くなるのだそうです。

いつもは何気なく通過しているトンネルですが、こうして見ると、不思議な世界への入り口に見えてきませんか?

2/28/2012

赤メック(Le Petit Mec)

こちらは1998年創業の今出川にある本店です(なんと月火水木がお休み!)。赤を基調としているので赤メックと呼ばれています。店内にはフランス語のラジオが流れ、壁にはオシャレなポスターがいっぱい貼られ、パリのお店みたいな雰囲気です。

フランスで苦行をし、やっとの思いでここにお店をオープンしたものの、最初は味になじみがなくて(アンパンやカレーパンを売っていない!)全く売れなかったそうです。

オーナーの西山さんが修行したパリのお店の場所の看板がかかっています。

         ここではイートインができます

          バナナとチーズのタルト

パン・オ・フロマージュはちゃんと暖めて食べやすいようにカットして

     店内の壁にはフランス語のいたずら書きがびっしり!

ちなみに東京新宿丸井に2009年にオープンした3号店は緑メックというそうですよ。

2/27/2012

黒メック(Le Petit Mec)

京都に住むようになって、一番驚いたのは、パン屋さんが多い!ということです。うちの近辺だけでも、手作りパン屋さんが4〜5軒あります。そしてどこもいつもお客さんがいっぱい。とても不思議に思っていたら、やっぱり!京都新聞の記事に載っていました。「国が全国の主な都市で調べたところ、京都市は一世帯が一年間にパンを買う金額、量ともに一番でした」と。

なので、有名な、オシャレなパン屋さんが多いこと。その代表的な一つがこのLe Petit Mecです。細い道から引っ込でいて、とても目立たない場所にあり、外見からもパン屋さんに見えません。でもここが、知る人ぞ知る西山さんがフランス風ファストフードを目指して作ったお店の第2号店です。

          ここだけパリの一角のよう

食べたいパンは数々あれど・・・ 迷いに迷った末に買ったのが、この”ローストビーフ・青かびチーズのソース” Rosbif au fourme d´ambertと

”スモークサーモンとアボカドのタルタル” Saumon fumé et avocatと

”ラムレーズン入り ミルクフランス” Pain aux noix à la créme au lait concentré sucré et aux raisins です。どっしりとお腹にたまるので、残念ながら一ぺんにそうたくさんはいただけません。

2/26/2012

ユニーク!?

御池から衣棚通りを上がった所に、こんなおもしろいビルがあります。

           まさしく、顔ですよね。

             下からのぞくと〜

              口からのぞくと〜

内部はどうやらアトリエみたいな感じ? 何の看板もないのでよくわからないのですが。

2/25/2012

龍年にちなんで3

龍年にちなんで、泉涌寺別院の雲龍院の本堂のふすま絵、双龍風雷図(そうりゅうふうらいず)が特別初公開されています。

堂野夢酔筆、平成22年10月奉納されたもので、本堂いっぱいに広がってなかなか見応えがあります。

           おどけた顔の龍と

      風神雷神がちょっとコミカルに描かれています。

”色紙の景色” 4つの窓、左から椿、灯籠、楓、松が見えるように作られています。

   こちらは”悟りの窓”と”迷いの窓” (本物?は源光庵です)

2/24/2012

ただ今工事中

年度末になると、あちこちで工事が多くなり、イラッとします。
が、こんなグッズを見ると、ちょっと笑ってしまいます。




別に京都だけで使われているわけではないと思いますが、東京ではあまり見かけなかった気がします。

2/23/2012

寒さに震えて

             重そう・・・

       今年は寒さのせいで、梅の開花が遅いそうです。
         せっかく先駆けて咲いたのに・・・

2/22/2012

雪の南禅寺(水路閣)

さすがに人が少ないです。煉瓦造り、アーチ構造の優れたデザインが今でも素晴らしい景観を見せています。

トンネルを掘って琵琶湖の水を引き入れるというすごいプロジェクトを、日本人のみの手で設計、工事したということで、土木技術史上極めて貴重なものだそうです。当時大学を出たばかりの若干23歳の田邉朔郎を抜擢した京都人の英断はすごい!と思います。この琵琶湖疎水が完成した結果(1890年)、日本初の水力発電所ができ、東京よりも先に街灯に灯がともり、さらに1895年には日本初の電車である京都市電が開通することとなったそうです。

             定番ののぞき写真です

        滑らないように気をつけて坂をあがって行くと

      今でもちゃんと毎秒2トンの水が流れています。

疎水の水を舟ごと台車にのせて線路を走らせた、蹴上インクライン

2/21/2012

雪の南禅寺(三門)

すっかり晴れてきて、どんどん雪が解けていきます。山門の屋根からすごい勢いで水が落ちてきていました(2/18)。





2/20/2012

雪景色

法然院を出て、哲学の道を南へ進みます。

       ツツジの時期に公開される安楽寺の前を通り

        椿の時に公開される霊鑑寺の前を通り
  
              大豊神社に着きました。



           狛ネズミ君も雪をかぶってました。

2/19/2012

雪の法然院

             おじゃましま〜す

       茅葺き屋根の門をくぐると白砂壇も雪に埋もれて

              模様が見えません



           手水鉢の水も凍ってました。