1/14/2007

直島6

2004年に作られた地中美術館は、もちろん安藤忠雄の設計。ネーミングからしてワクワクする感じ。安藤氏の言葉によると、”環境に埋没する建築”と”風景の継承”を考えて地中に埋めこんだとのこと。自然の光を取り入れるように工夫されているので、朝と夜、季節、天気によって見え方に変化があるらしい。ということは何回も来ないとその本当の面白さはわからないということ?三人の外国人アーティストによるスケールの大きな作品を体験(見るのではなく!)すると、今まで持っていた自分の固定観念が揺らいでくるのを感じます。案内をしてくれる、美術館のスタッフが白づくめの衣装(これもちゃんとコンセプトにそったデザインらしいが)で、例のパナウェーブの人を連想して、ちょっとこわかった。

次はベネッセハウスのミュージアム。ここには日本内外の現代アーティスト数人の作品がぽつんぽつんと好き勝手なところに置かれています。今まで私は、現代アートというと、何かわかりにくい、とか作者のひとりよがりとか思っていたけれど、ここの作品はみんな身近で暖かくておもしろいという印象を持ちました。



ブルース・ナウマン作”100生きて死ね”は100個のliveと dieのメッセージ(例えばtry and live,try and die: fail and live,fail and die: speak and live,speak and dieなど)が点滅するユニークなもの。

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