東京に、うん十年も住んでいて、生まれて初めて、目黒雅叙園に行ってきました。いやー驚いたのなんの。想像を絶する場所でした。
昭和の竜宮城と言われる絢爛豪華な内装。天井も壁、柱も、金ぴかの絵やうるし、螺鈿細工などで覆われています。部屋ごとに、有名な画家や彫刻家が女中と書生付きで数年にわたって作品を完成させたという有形文化財は大切に保存されていて、特別公開を実施しているそうです。
そもそも何のための施設?昭和初期に建てられた総合結婚式場で、当時は支度、式、披露宴など、別々の場所で行われていたものが一箇所でできるという、今でこそホテル等で当たり前のことを、生み出した画期的な場所らしいです。政治家、軍人、華族はじめ、一般の人たちにも利用され、一日百組以上の式ができたそうです。
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