9/30/2008

紫ずきん参上


”京都府産の枝豆「紫ずきん」の初競りが22日早朝、京都市下京区の市中央卸売市場で行われた”と京都新聞にも出るくらい、京都では、知る人ぞ知る、紫ずきん!これはあの高級な丹波の黒豆のお豆を、枝豆として食べるという贅沢品なのです。それも出回るのは、この時期だけの貴重品らしい。あるスーパーで初めて見た時には一袋850円もの値段がついていて、”何、これ!”っと思いつつも買わずに帰り、次に錦市場の有名な八百屋さんで見た時には580円でした(同じ袋で200グラム入り)。これはぜひ試してみなければ!と実は近所でもっと安く売っていたので買い求めました。


普通の枝豆の倍くらいの粒の大きさがあり、ゆでる時間も10分から15分と長め。薄皮が紫がかっているので、紫ずきんの名前があるそうです。いやー、おいしかったです。甘みがあって、お豆の味がして。止まらなくなりました。

9/29/2008

曼珠沙華


彼岸花もそろそろ終わりですね、これは叡山電車に乗って少し田舎の方に行って見つけた、稲刈りが終わった田んぼの脇に咲いていたものです。今にも雨が降り出しそうな、どんよりとした曇りの道端だと、やっぱり名前は彼岸花でしょうか。曼珠沙華というと、晴天の下の真っ赤な群集か、お寺の石仏の辺りが似合いそうな気がします。
  

9/28/2008

我がバス停



田舎の方に、彼岸花の写真を撮りに行こうとしていた矢先、なんと、いつも使っている、家から5分のバス停の前で見つけました。おまけに赤、白、ピンクの三色です。これはあぜ道の雑草ではなく、誰かが植えたものでしょうね。

9/27/2008

またも、お地蔵様


六角堂境内にある「一言願い地蔵」。このお地蔵様は、少し首をかしげておられるが、これはお参りにこられた方の願いを、叶えてあげようかどうしようか、と考えておられるお姿とのこと。なんと可愛いこと!欲張らず一つお願いすれば、かなえてくれるそうです。

9/26/2008

香炉


可愛いお地蔵様の香炉を買いました。さっそくお香に火をつけようとして、ハタと気づきました。”火がない!”と。ここはオール電化なので、ガスの炎がありません。マッチやライターを探したのですが、最近はタバコを吸う人もいないし、蚊取線香やろうそくにも縁がないので、みつかりません。昔はよく宣伝にマッチを配っていたのに、今はティッシュですものねぇ。仕方なく百円ショップでライターを買ってきてやっと楽しむことができました。

9/25/2008

御手洗池


昼でも暗くうっそうとした糺の森を通り抜けると、突然、真っ赤な鳥居と鮮やかな朱色の楼門が現れ、異次元の世界に入り込んだ気がします。下鴨神社です。あまり古い感じがしないのですが、実は世界遺産にも登録されていて、歴史的には紀元前の記録もあり、祀られているのは神話の神様です。みたらし団子の発祥の地とされる、御手洗池は意外なほど小さくて浅いものでしたが、湧き水は澄んできれいでした。

御手洗社と池。池は渡ってはいけません!

9/24/2008

萩の庭



日差しは相変わらず強いですが、風がさわやかで、秋の気配です。萩の寺で有名な梨木神社へ行ってきました。萩祭りは昨日で終わっていましたが、まだ短冊が秋風に揺れていました。

9/23/2008

おもしろい葉っぱ


しばらく家を空けていましたが、心配していた草花たちは無事で、ほっとしました。
これは”ひこうきそう”と言います。飛行機の翼のような形をしていて、また縞模様がチョウチョのようで(英名レッドバタフライともいう)、おもしろい草です。春には白い花が咲くようですが、残念ながら買ったのが夏なので、見ていません。南洋系の植物のようなので、ちゃんと育ってくれるか心配です。

9/16/2008

オレンジの陰影


近くに、歩いていけるシャレたレストランがいっぱいあります。ここもその一つ。おばんざいのセットランチと名物二層プリンをいただきました。壁に素敵な和紙のタペストリーがかけてありました。

9/15/2008

お月見

昨日は十五夜でした。鴨川川床デビューをいたしました。ちょうど東山の上におぼろ月が見え、川風が心地よく、お食事もおいしく、至福の時を過ごしました。築100年以上の町家の割烹で、店内も雰囲気があって素敵なのですが、お客さんは皆外の床で食べています。もし途中で雨が降ってきたら中に入るため、部屋は空けてあるのでしょうか?


床のあるお店は、みんなこのような細い路地を入っていきます。ちょっとワクワクします。

9/14/2008

やっぱりまだ暑い


奈良の国立博物館に特別展”西国三十三所・観音霊場の祈りと美” を見に行ってきました。今年はこれを広めたといわれる花山法皇がなくなられて一千年にあたるため、各地の秘仏が次々と公開され、これから忙しくなってきます。
昼間はまだまだ暑くて、鹿さんたちも水浴びをしていました。 

9/13/2008

これは何でしょう?


哲学の道を散歩していて、ふらりと法然院のお庭に入りました。裏のほうに多層石塔があり、その前に不思議なものがありました。赤い丸いものが、数珠のように12個重なっています。あれはいったい何を表しているのでしょうか?家に帰って調べてみましたが、どこにも出ていません。


白い萩が咲いていました。

9/11/2008

立体曼荼羅



朝晩はしのぎやすくなったものの、昼間はやはり30度を越し暑いです。
あこがれていた東寺にやっと行ってきました。まず驚くのは金堂の威風堂々とした姿。古色蒼然とした木組みと瓦の組み合わせが素晴らしいです。いかにも国を守ってた(教王護国寺)という感じ。その後ろの建物が、講堂。空海が目指した密教の立体曼荼羅、21体の仏像が勢揃いという感じで並んでいます。菩薩部、如来部、明王部に分かれていて、それぞれ独特な世界があって圧倒されました。人が少なく、じっくりと見られてよかったです。

五重塔はあまりにも有名。

9/10/2008

秋近し


七月の祇園祭りの頃通りかかって、気に入ったお店の暖簾が昨日行ったら、秋模様に変わっていました。京都では、他にも素敵な暖簾がいっぱいあり、見てまわるのが楽しみの一つです。
ちなみに紺の暖簾は、藍の独特な香りを嫌って虫が寄り付かないので、酒造業や呉服屋に多いそうです。白い暖簾は、昔は白い絹は貴族のもので民衆は使うのを許されていなかったのが、木綿や麻の普及により、一般にも夏用に使われるようになったとのこと。お菓子屋、食べ物屋に多いそうです。茶色は昔はタバコ屋、柿色は遊女屋、浅葱色はお茶屋さんなどに多かったそうです。今はあまり色にとらわれず、それぞれのお店のこだわりを表しているように感じます。

9/09/2008

甘味処


やっと京都も朝晩は涼しくなり、まぁちょっと甘い物でも食べようかという気分になってきました。
パフェと名がつくものを食べたのは、何年ぶりでしょうか!ここ数年、甘いものを避けていましたから。おまけに今日食べたのは、2種類のアイス、白玉、寒天、シフォンケーキやモンブランまで入ってる豪華版、抹茶シフォンパフェです。でも意外にあっさりしていて、しっかり完食いたしました。祇園にあるこのお店に入ったのは、名前に愛着を感じたからです。(わっかるかなぁ・・・)


ついでにもう一軒。行ったのは、数日前。”洛匠”のわらび餅は形がくずれるほど柔らかく、プルルンとして大好きで、京都に行くと必ず買ってきていたのですが、やはりここは本店で作り立てを食べてみないことには。という訳で高台寺近くのお店に行ってきました。有名な割には、意外にこじんまりとしたお店でした。もちろん味はバツグン、食べ終わるのが惜しくて、お皿に残ったきな粉まで苦労して食べました。

9/07/2008

不思議な空模様


この日は夕方から曇り空。とうとう、真っ赤に染まる夕焼けを見る事ができませんでした。もうすっかり暮れてしまってあきらめた瞬間、雲の切れ目から最後の光がもれてきました。ちょっと神々しい気分になりました。

9/06/2008

ウェルカム・フラワー


さすが南国、お花が咲き乱れています。それを毎日摘み取って、あちこちに飾っています。



泊まったホテルにはスパがあり、一日そこで、エステをしたり、読書をしたり、サウナに入り、プールで泳ぎ、お酒を飲んだり・・・という楽園。ジャグジーの中もプルメリアがいい香りを放ち、赤トンボも休みにきていました。



9/05/2008

たそがれ


人生のターニングポイントを迎えるにあたって、今後、のんびりと過ごす練習(?)のため、サイパンに行ってきました。着いたのはちょうど夕方、ちょっと不気味な夕焼けが、これからを暗示しているようで象徴的な、たそがれの風景でした。