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冬の特別公開第三弾。 嵐山にある天龍寺の塔頭、宝厳院が本堂の再建を記念して、田村能里子画伯に依頼して完成した障壁画「風河燦燦三三自在(ふうがさんさんさんさんじざい)が初公開されるというので、さっそく見てきました。今までのふすま絵の概念を吹き飛ばすような、斬新な色使いとテーマで衝撃的でした。「タムラレッド」と呼ばれる独特の赤を用い、麻布キャンバスにアクリル絵の具を使っています。朝昼夜の三つの部屋に分かれていて、仏教発祥の地インドを思わせる風紋流れる赤い山河に、33人の白衣の老若男女が描かれています。33という数字は観音様が三十三身に身を変えてこの苦の世界を救われたといわれることからきているそうです。
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お庭も名園と言われていて、嵐山を借景にした回遊式庭園で、大きな獅子岩、きれいなせせらぎ、丸い石を敷き詰めた苦海などを歩いていると心が休まります。苔の緑がみずみずしくてとてもきれいでした。