9/28/2009

町家公開3


最後は”西陣くらしの美術館”として普段からいろいろな催しをしている、富田屋です(見学と説明だけで2100円!)。今日は特別に1000円なので入ってみることに(笑)。さすがに両替屋をしていただけあって、蔵が三つ、坪庭が六つ、能が舞える離れ座敷にお茶室というすごさです。


まず入り口で愛想の良いそそとした女主人の方に、表から見えるりっぱな蔵での休憩・喫茶を勧められました。ちょうど小腹もすいていたので、それに”普段は非公開で見られませんよ〜”という言葉につられて、入ってみることに。さぞかし昔の貴重なものがいっぱい!と期待しながら分厚い蔵の扉を開けてみると・・・びっくり!!


あっけにとられる!とはこのこと。絨毯敷きに白いグランドピアノ、戸棚にはウィスキーや家族の写真なんかがある、ふつーの応接間でした。だまされて(?)入ってきた人たちは、皆同じ反応で、”これって蔵ですよねぇ?”と、お互いに苦笑しあい、お茶(もちろん有料です)をした後、そそくさと出ていきました。この後またお金を払って家の中を見学するのですが、皆さんこれにメゲたようで、見学者はほとんどいませんでした。



2 件のコメント:

nanamekko さんのコメント...

両替屋をしていただけにさすが商売上手というか!最初の蔵はジョークかな?中へ行けば行くほどご立派なお宝にお目にかかれるのでしょうかね?

はりねずみ さんのコメント...

一番奥三つ目の蔵は、開かずの蔵で、神様が祀ってあるそうですが、誰も見たことがないそうですよ。