吉野の桜２

先ず訪れたのは、如意輪寺。中千本の中腹に建っています。足利氏との争いから逃れて、ここで不本意に生涯を終えた後醍醐天皇の御陵があります。この御陵は慣例を破り、遺言によって京都（北）の方角を向いて建てられているそうです。この時代は、京都への執着心というのはすごかったんですね。宝物殿には楠木正行の辞世の歌がやじりで彫られた扉や、めずらしい吉野の桜見物の曼荼羅など、多くの寺宝がありました。

　　　　　　　遠くに見えるのが如意輪寺の本堂と多宝塔

　　　　　　　　　　多宝塔と桜

　　　　　　　まわりにはたくさんの水仙がまだ咲いていました

　　　　　　　　こちらから見た反対側の中千本