さすがに人が少ないです。煉瓦造り、アーチ構造の優れたデザインが今でも素晴らしい景観を見せています。
トンネルを掘って琵琶湖の水を引き入れるというすごいプロジェクトを、日本人のみの手で設計、工事したということで、土木技術史上極めて貴重なものだそうです。当時大学を出たばかりの若干23歳の田邉朔郎を抜擢した京都人の英断はすごい!と思います。この琵琶湖疎水が完成した結果(1890年)、日本初の水力発電所ができ、東京よりも先に街灯に灯がともり、さらに1895年には日本初の電車である京都市電が開通することとなったそうです。
定番ののぞき写真です
滑らないように気をつけて坂をあがって行くと
今でもちゃんと毎秒2トンの水が流れています。
疎水の水を舟ごと台車にのせて線路を走らせた、蹴上インクライン
2 件のコメント:
わぁ~ 雪の水路閣。レンガひとつひとつが長い歴史を知っているような重みがありますね。大好きな場所ですが気がつかなかった角度からの写真もあり今朝もうれしい出会いです。インクラインってincline(高校生必修動詞?)なんだって気付いたのは最近。そばにある資料館も面白いですね、カンサンとしていましたが。
私も好きな場所で、何かというと、ここに来てしまいます。
蹴上のインクラインの桜もあとひと月くらいでしょうか。
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