5/31/2012
5/30/2012
ひだまり
西陣界隈には上七軒をはじめとして、町家や長屋が多い場所です。歩いていると今でも、ガシャッ、ガシャッと機織りの音が聞こえてきます。
そんな中にある ”ひだまり” という町家カフェ
糸屋格子からは外の様子がわかります。開けたドアからは心地よい風が
女性の方が一人でやっているカフェ。部屋の中には、おばあちゃんに譲り受けたのかと思われる昭和の時代ものがいっぱい。黒電話は現役です。
鰹節がたっぷり乗った、たけのこときのこの和風カレーをいただきました。雑穀、ゴマ、そばの実のはいったヘルシーなごはん。カレーには隠し味にお味噌が入っていてマイルド。手作りの可愛いメニュー、その奥に見えるのは昔のレジスター?
畳にちゃぶ台、裸電球、水入れもレトロ
週末は混んでいるお店ですが、たまたまこの時は私一人。ゆっくりできて、お店の方と話が弾みました。古い道具は好きで天神市や古道具屋さんで集めたものだそうです。京都人ではないので、町家を借りてお店を始めた時の苦労とか、町家に住んでみてわかったことなど興味深いお話が聞けました。エアコンもお客様が気の毒で去年とうとう入れたそうです。冬はこたつが味わえますよ。
5/29/2012
5/28/2012
5/27/2012
5月のお菓子
5/26/2012
5/25/2012
鴨川の源流を求めて2(志明院)
やっと岩屋不動に着きました。岩屋山の麓、鴨川の源流の森にある志明院です。
苔むした階段を上ると山門が見えてきました
ここは昔から山岳信仰の地、修験者の行場となっているので、この門から先は撮影禁止となり、荷物を預けさせられます。ご年配の住職の奥様が出てこられ、境内の廻り方を教えて下さいました。弘法大師作という不動明王像(本堂のご本尊)と、菅原道真作という眼力不動明王像(奥の院)は秘仏となっています。
うっそうとした中をどんどん奥へ行くと、本堂があり、その脇を更に上ると大きな岩がそびえたっていて、その中に洞窟がありました。歌舞伎十八番にある「鳴滝」の舞台になった所です。更に奥にある根本中院は、懸崖造りになっています。急な階段を上がると岩屋があり、ちょっと岩をよじのぼると真っ暗な中に不動明王がいて、水がわずかに湧いていました。
これは戻ってきて山門近くで撮った源流付近
しゃくなげは時期をすぎていましたが、クリン草がみられてよかったです
5/24/2012
鴨川の源流を求めて1
鴨川の源流の場所があると言われている雲ヶ畑(北区)の岩屋不動に行ってきました。上賀茂神社の先の道は急に細くなって険しい道になります。両側はうっそうとした北山杉、一車線のくねくね道で久しぶりに見る”警笛鳴らせ!”の標識があり、スリル満点。下の方には細い流れとなった賀茂川が流れています。
シャガが満開
こんな山奥にと思われる場所に”洛雲荘”というお料理旅館があります
そして川床が楽しめます
うっそうとして日があたらない場所に
お地蔵さんや石仏がたくさんありました
クリン草が咲いていました
5/23/2012
葛城山のつつじ
奈良県と大阪府の境の葛城山で山つつじが満開と聞いて出かけてきました
急勾配の斜面をロープウェイで上ってしばらく歩くとこの景色
あっと息をのむような ”一目百万本” と言われるつつじの群生
つつじの中をもぐるようにして、下まで降りていきます
下から今までいた反対側の斜面をみると、
丘の上に豆粒のような人達が
どっちを見てもつつじだらけ
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香久山
5/22/2012
豊原国周展
週一回(日本芸能史)行っている京都造形芸術大学のギャラリーで、今 ”豊原国周〜飛び出す国周と空飛ぶ菊五郎〜” という展示をやっている(無料)ので、見てきました。
このポスター、インパクトがありますよね
顔は浮世絵風なのに、洋装?
素晴らしい作品がたくさんあるのに、ガラガラでした
後世 “明治の写楽” とも激賞された浮世絵師、豊原国周は、
役者の顔を大胆に画面いっぱいに描いたり(チラシより転写)
三面にわたって一人の人物を描いたりと画期的な様式を編み出しました。
その国周という人物はかなり変わった人だったようで、住まいと妻を変えることが癖(?)で、本人によると転居は117回、奥さんは40回以上替えたそうです!(体力と気力と精神力が尋常ではありませぬ!)五代目菊五郎と親交があり、菊五郎が舞台で演じた新風俗(キワモノ)も浮世絵にしていて、とても興味深かったです。役者さんの衣装の柄、背景などの色使いが鮮やかで、斬新で驚きました。
これは同じ造形大の芸術館ギャラリー1階の展示物です。
5/21/2012
5/20/2012
玉三郎 ”美” の世界展
5/3から6/24まで南座で、玉三郎さんの ”美” の世界展と銘うって、舞台写真、舞台衣装、ポスター、小道具、子供の頃の写真などの展示が行われています。
いつまでもあでやかで美しいですね
「阿古屋」(来月南座で公演)の写真 前帯のクジャクが重そうです
その衣装 刺繍が見事です
「助六』の揚巻の写真
後ろには伊勢エビと干し柿、前は滝のぼりの鯉
その衣装。 一つ一つの刺繍や布、色、糸、柄、どれをみても素晴らしくてため息がでます。それにしても、こんなに重い衣装を着て演じる歌舞伎役者さんというのはすごいです。
フラッシュをたかなければ写真撮影OKというのもうれしかったです。
登録:
投稿 (Atom)