7/14/2012

祇園祭2(南観音山)

祇園祭巡行に参加するのは「鉾」と「山」あわせて32基あります。

大きい車輪があり、上に舞台が作られ、大屋根に真木をのせて、囃子方が演奏しながら行列するのが「鉾」、屋根に松を立てたり、からくり人形を乗せたり、人が担ぐのが「山」です。山の中にも比較的大きくて車輪をつけ囃子方も乗る「南観音山」「北観音山」「岩戸山」の三基は鉾よりも一日遅く建て始めます。


新町通りの南観音山

道いっぱいに広がる大きな真松

 保存会の方達

 前回は鉾の巻き上げを見たので、今年は山の松立てを見ることにしました
櫓に太い縄を縛り付けて、てこの応用で

 人海戦術で町内の人が引っ張ると

ギシギシ音をたてながら上がっていきます


無事横倒しになり

真松が真ん中にはめこまれると

今度は反対側から縄で引っ張って起こします


無事起き上がると拍手がおこりました


結局この行程を見るのに2時間も立ちっぱなしでした。この後、舞台、屋根、装飾が二階の会所から運び込まれ、組み立てられて、懸装品が飾られていきます。



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