8/06/2015

しばらく更新を休みます

連日37度超えの京都です。体にこたえます・・・


数日前の夕焼けです。オーロラのようでした


軽いめまいは度々あったのですが、今回は10数年ぶりのひどいめまいに苦しんでいます。頭を右左・上下に動かす度にぐるんぐるんと世界が回り、嘔吐を繰り返しています。
「良性発作性頭位めまい症」というもので、剥がれた耳石が三半規管のリンパ液の中に落ちて、平衡感覚が狂ってしまう病気です。治療法はなくて(症状をやわらげる薬はありますが全く効き目なし)、わざとめまいを誘発する動きをして耳石が戻るか、消滅するのを待つしかないようです。という訳でしばらくお休みします。


8/05/2015

薬師寺

今薬師寺の西塔では初層内陣の特別公開が行われています。文化勲章受章者の中村晋也氏によって、平成27年6月に新たに奉納された群像形式の釈迦四相像が祀られています。


成道(ホームページより転用)

悪魔から遣わされた三人の美女の誘惑や化け物の脅迫に負けず、瞑想している釈迦


涅槃(ホームページより)

満月の夜、マヤ様がお迎えにきています。周りにはなげき悲しむ人々の姿




ハスの花がまだギリギリ咲いていました


8/04/2015

興福寺

平成30年に落慶予定の中金堂


4月に再建現場を見せていただきましたが、今度は屋根の瓦を奉納できるというので、記念にお願いしてきました。



その時にいただいた蓮華


たくさんの今年生まれたバンビちゃんがいました



8/03/2015

おふさ観音

昨日の京都は信じられないことに39度をこえましたorz


近鉄の大和八木の駅から歩いて10分くらいの所に前から行きたかったおふさ観音があるので、藤原京跡の帰りに立ち寄りました


こちらは風鈴のお寺(バラも)としての有名です



2千を超える風鈴が風に揺られていい音色


ガラスや鉄製の風鈴や

 
形の可愛い奈良風鈴


材質によって音色が違い、そのハーモニーが涼しげな、厄払いの音となって癒してくれました(手前はバラ園)。


なんと、お寺の門の上におもしろい鍾馗様。鬼の子を捕まえているのでしょうか? 普通鍾馗様はお寺にはない気がするのですが・・・





8/02/2015

藤原京跡

前の日の奈良博で触れた白鳳文化に影響されて、とうとう藤原京跡にまで来てしまいました


「春過ぎて夏来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山」は、ここで持統天皇が詠まれたのですかね〜。


持統天皇・文武天皇 藤原宮跡の石碑がひっそりと

藤原京は大和三山(北に耳成山、西に畝傍山、東に天香具山)に囲まれ、規模は平安京や平城京をしのぎ、古代最大の都だったことが最近の調査でわかったそうです。南北に朱雀大路があり、天皇の住む内裏、政治儀式を行う大極殿、朝堂院などがありました。


雨の中、発掘調査が行われていました


奥に見える赤い柱は大極殿跡です


今は、ハスの花が盛りでした


後ろに見えるのは畝傍山



小雨が降る中での散策は


たっぷりと水を含んで


足元が悪い中


きれいな花に出会えました


資料館にも立ち寄りました。

8/01/2015

白鳳展@奈良博物館

とうとう8月に。少し暑さにも慣れてきたような・・・

奈良博物館開館120年を記念した特別展・白鳳に行ってきました



歴史にうといので、白鳳時代と言われてもピンとこないのですが、7世紀半ば(大化改新頃)から平城京に遷都するまでの頃の文化を白鳳文化というそうです。


「飛鳥でも天平でもない白鳳の魅力が一堂に」


天皇(天武・持統)中心に新しい国造りが始まり、都も難波、飛鳥、近江、藤原と変わる中、多くの寺院や仏像が作られ、大陸との交流も盛んだったようです。
興福寺の国宝館で見られる仏頭(上のチラシの右下)、これは今はなき山田寺(飛鳥)にあったものなんですね。


今回の目玉は何といっても、薬師寺の聖観音さんと月光菩薩さんでしょう。薬師寺に行けばいつでも拝めますが、こんなに近くに寄って大きさを実感しながら、頬や口元、眼差しの美しさを感じることができるのですから。



他にも法隆寺の夢違観音像や阿弥陀三尊像はじめたくさんの仏像、出土品が展示されていて、しばし、悠久の奈良の都を浮遊しました。