11/30/2017
11/29/2017
正暦寺@奈良
奈良市南東の郊外の山奥にあり、錦の里と言われている紅葉の名所である正暦寺が秘仏公開をしているので、訪ねました。
992年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建され、当初は、堂塔・伽藍を中心に86坊の塔頭が建ち並んでいたそうですが、平重衡の南都焼き討ちの際に全山全焼、その後、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興して、昔に勝る隆盛を極めたそうですが、それもまた衰退し、今は本堂と鐘楼、福寿院が残るのみとなりました。
(ホームページより)
白鳳時代の作で、台座に腰を掛けるという倚像の形をとる金銅仏です
境内にはナンテンがたくさん
供養塔
福寿院客殿からの
お庭の景色
(ホームページより)
重要文化財の孔雀明王像、両側には愛染明王像
京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵
地元の方がお茶と金平糖をサービスして下さいました。
11/28/2017
薬師寺食堂公開
久しぶりに薬師寺に行ってきました
目的は、田渕俊夫画伯が食堂に描いた「阿弥陀三尊浄土図」の特別公開。以前テレビで製作過程のドキュメンタリーが放映されていて、ぜひ実物を拝見したいと思っていました。
今回復興された食堂(じきどう)。詳しくはこちら
食堂とは文字どおり僧侶が食事をしたお堂で、元来ここには大きな阿弥陀三尊像が祀られていました。復興にあたり山田 法胤管長が、同じくらいの大きさの絵を描いてほしいと、平山郁夫画伯(薬師寺の玄奘三蔵院伽藍の壁画を描いた)の弟子である田渕氏に依頼したそうです。
京都の智積院にすばらしい襖絵を奉納された田渕氏のファンとしては見逃せません。仏画を初めて描くという田渕さんは、3年がかりでたくさんの仏像の絵を模写して自分なりの現代の阿弥陀さまを完成させたそうです。一時体調を崩され心配されましたが、出来上がった作品はほんわかとした優しい絵でした。阿弥陀図の周囲には仏教伝来の道と薬師寺の変遷を表す壁画が14面が飾られていました。平山郁夫さんのシルクロードを描いた「大唐西域壁画」と同じく、この壁画も後世に残る素晴らしい作品となることでしょう。
11/25/2017
11/24/2017
11/23/2017
11/22/2017
11/21/2017
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