11/08/2017

国宝展@京都国立博物館

京都国立博物館開館と「国宝」という言葉が誕生したのが1897年(明治30年)。ともに120周年ということで京博で「国宝展」が開かれています


連日大盛況で待ち時間が60分とか公式ツイッターで逐次案内されているので、ギリギリの夕方に訪れました。おかげですんなりと入れましたが、中に入った所で、話題の福岡市志賀島で発見された「金印」を前列で見たい人は別の列ができていて、そこでまた20分(ひどい時には1時間)並ぶ仕組みになっていました。もともと数センチという小さなもので、近くで見ても遠くで見てもどうせよく見えないので、そこはパス。


会期が8週間と短い上に4期に分けられていて、200件を超える国宝を展示するのは大変なことだとは思いますが、目玉(?)作品を見たければ4回通わなくてはいけないやり方にちょっと抵抗があって、行くのを躊躇してたのですが、年間パスポート(来年の3月で終了)を持っていたので行ってきました。


長谷川等伯親子の「松林図屏風」「桜図壁貼付」、曼殊院の「黄不動」、退蔵院の「瓢鯰図」、朝護孫子寺の「信貴山絵巻」、大徳寺聚光院の狩野永徳「花鳥図襖」、法隆寺の「広目天立像」などなど、以前どこかで拝見したことがあるものも多かったのですが、東寺の「両界曼荼羅図」や日本書紀(岩崎本)、神護寺の「伝源頼朝像」など興味深い作品もありました。

(ホームページより)

ちなみに、京博の宣伝によるとⅣ期(11/14〜11/26)は尾形光琳の「燕子花屏風」と円山応挙の「雪松図屏風」と与謝野蕪村の「夜色楼台図」がそろう奇跡の2週間だそうです。



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