7/17/2009

山鉾巡行

祇園祭のハイライト、山鉾巡行当日です。夜明け前降った雨も上がり、いよいよ9時からスタートです。長刀鉾を先頭に32台の鉾と山が四条通りを次々と進んでいきます。


一番の見どころは、ハンドルのない鉾が交差点で90度進行方向を変える”辻回し”という作業です。車輪の下に割り竹を敷き詰めて水を打ち、ひき手たちが音頭に合わせて一斉に綱を引くと、重い山鉾がギシギシと大きな音を立てながら車輪が動きます。普段は二人の音頭とりが、その時には四人上がって、かけ声をかけると、それを合図に、ぐいっと綱が引かれ、角度が変わります。これを2〜3回繰り返すと、やっと直角に方向が変わり、沿道からは大勢の見物人の拍手や歓声がわき起こります。


ガクッと車輪が動くので、音頭とりの人達はふり落とされないようにしないと・・・

辻回しは時間がかかるので、後ろの山達は行列して待っています。

直角になったところ。後ろでは船鉾が待っています。

最後に四条通りに戻るためには、細い道の新町通りを通らなければなりません。ちゃんとまっすぐに入っていかないと、両側には建物や電線が迫っていて、ぶつかってしまいます。道の両側には見物人もいるし、本当にギリギリの所を上手に進んでいくのには感心してしまいます。

       船鉾がいよいよ新町通りへ入っていきます

       船鉾が無事に入り、進んでききます。


      鉾がぎりぎりの新町通り         

9時からスタートして、終わったのは3時過ぎ。雨が降りそうでしたが、結局最後までなんとかもちました。それぞれの山鉾が会所に戻って、解体作業を始めたころ、ぽつぽつと降ってきました。去年の炎天下に比べれば、すいぶん楽でした。

7/16/2009

宵山


いよいよ明日が本番です。宵山もお天気に恵まれ、すごい人出となりました。この写真は四条大橋にある南座前の”レストラン菊水”の屋上のビアガーデン(この写真を撮るためにわざわざビールを飲みました!!)から撮ったものです。まだ時間も早いし、この辺は鉾も屋台もないので、これでも空いているんです。

  これは四条烏丸付近(月鉾と遠くに函谷鉾、長刀鉾が見える)

          八坂神社の石見神楽

          道路で太鼓のパフォーマンス

         レストランの窓に映る霰天神山の提灯

         屏風飾りをしているお宅の子供たち

宵宵山

宵山のハイライトはなんといっても、鉾や山の前後に飾られた提灯に火がともされる姿でしょう。今年月鉾では初めてLEDが使われたとのこと。そういえば、他と比べると、少し白っぽいかもしれません。でも省エネの時代ですからね。

               月鉾 

               長刀鉾

        岩戸山

        船鉾

7/15/2009

宵宵宵山


17日の本番から数えて、一日前の16日の夜は宵山、15日は宵宵山、14日は宵宵宵山となります。18時から23時まで四条、烏丸の大通りをはじめとして室町通り、新町通り、その他、山や鉾の立つ道は全部通行止めになります。夜店がびっしり立ち並び、鉾を見物する人、町家や会所の飾りをのぞく人、買い物する人、屋台で食べる人飲む人、人、人であふれかえっています。いったいどこからこんなに大勢の人が湧いて来たのだろうかと不思議なくらいです。(京都新聞によると14日夜の人出は14万人とのこと!去年より1万人も多かったそうです)

子供達も浴衣姿で、わらべ歌を歌いながら、ロウソクやちまきを売り、町をあげてのお祭りに一役買っています。子供の時からちゃんと伝統を受け継いでいくのですね。

縄の不思議



今回この素晴らしい縄がらみというのをじっくり見させてもらいました。素人には全くわからないのですが、この縄の張り方にもいろいろな種類があり、正面の大きな縄飾りは雄チョウ、側面のは雌(め)チョウ、石持と柱をつなぐのはエビ。ほかにも鶴結び、亀結びがあり、どの鉾でも「手伝い方」と呼ばれる職人の間で代々受け継がれているそうです。
「宵山や巡行の時は、どのみち懸装品で隠れるんやけど。手間かけてでも細部にこだわる、昔の職人の遊び心やろな」。子どものころから50年以上も月鉾の鉾建てに携わる水谷久眺さん(64)=上京区=は話す。という記事がありました。
 「完全に固定せず、遊びをもたせる」ことで、辻(つじ)回しの時などに鉾のひずみを吸収する。職人の腕と美意識の結晶は、巡行後も少し緩むだけで形は崩れないそうです。さすがですね。

7/14/2009

山鉾搭乗

この日、いよいよ一般人、観光客が山鉾への搭乗ができます。各会所の二階に作られた渡り廊下から乗り込みます。




天井絵や水引、胴掛、飾りなどを間近で見る事ができます。”動く美術館”と言われるほど、貴重な作品がいっぱいあり、目を奪われます。


7/13/2009

鉾建て三日目

京都はむし暑い日が続いています。鉾建てが進む中、雨が降らないのはいいことではありますが・・・ 作業する人も見てる人もガードしている人も汗びっしょりです。 真木が立った鉾は、いよいよ車輪がつけられます。10トン以上の鉾を支え、動かすための大事な作業です。かなりの重さのようで、大勢の大人達がてこを利用して、何回も車輪の微調整をしていました。


  車輪をつけるため、ジャッキで思い鉾を上げる

その後、お化粧(懸装品)を施され完成した鉾は、お囃子方も乗り込んで、町内を試し曵きが行われます。この時には一般の人も綱を引っ張ることができます。


  狭い道で、建物や電線すれすれに通る所もあります


一方、もう少し規模が小さい、鉾や山も一日遅れで、準備始めていました。

  舟鉾では、めずらしいことに女性が加わっていました

   南観音山 山は真木のかわりに、松を立てます

7/12/2009

鉾建て二日目

次の日、いよいよ土台に真木が建てられます。真木は地上25メートルもの高さがあり、それを横倒しにしてある櫓(土台)に差し込み、ロープで引っ張って起こすのです。この作業は迫力があって大変面白いもので、見物人も多く、固唾を飲んで見守ります。そして無事、空に向かって高く立ち上がった時には一斉に拍手や歓声があがります。


          


        どんどん上がっていきます(月鉾)

        もうほとんど上がってます(長刀鉾)

7/11/2009

お迎え提灯

同じ10日、”神輿洗い”のみこしを迎えるために、祇園万灯会が提灯行列を行います。八坂神社を出発して、京都市役所前では踊りを奉納し、人通りの多い、寺町通り、四条通りを練り歩き、八坂神社に戻ります。ここでも地元の子供達がたくさん参加しています。

全然知らない若者達がこれを見て「何、何、これ!これが祇園祭?」なんて言ってたのがおかしかったです。オイオイ・・・


ちょうど、提灯行列が戻るのに、四条大橋の南座前を通りかかった時、反対側からは八坂を出発した神輿会の人達の大松明の”道清の儀”(神輿の通る道を清めるため)がやってきて、交差点はすごいことになっていました。もちろん交通マヒです。すごいですねぇ、京都の人達は。すべて伝統行事優先ですから。


最後に来たのが”神輿洗い”に鴨川に向かう、おみこしの行列です。

いよいよ鉾建て

祇園祭を一週間後に控えた10日、いよいよ「鉾建て」が始まりました。あーあ、京都人でもないのに血が騒ぎます(*^o^*)! いつも車の往来の激しい四条通りの一部を遮断して、三つの鉾(長刀鉾、函谷鉾、月鉾)の土台作りが一日かけて行われていました(お陰で四条は大渋滞、この状態が一週間続くのです)。

一番格式の高い長刀鉾。みんな素手で、縄をしごいています。手が痛くないのかなぁ。ここの職人さんが一番仕事が丁寧で、さすがです。見物人も一番多いです。

        ちょっと寂しげな函谷鉾

        月鉾(軍手をしています、和気あいあいです)

          出番を待つたくさんの縄


職人たちが、くぎを使わず縄だけで木材を固定する「縄絡み」の技法で土台部分を固定していきます。 槌 ( つち ) を打って固く締め、鋼で縄と縄の間を広げてまた縄を通します。その縄を束ねて、まだ違う縄でくるくる巻いて強化します。気が遠くなるような地道な作業です。

7/10/2009

貴船川床



貴船にきたら、もちろんこれははずせません(笑)。お昼でもけっこういいお値段をとるのですが、このお店では名物流しそうめんをやっていて、比較的安価で楽しめます。目の前では水が豪快に流れ、ひんやりとした冷気が感じられる中、竹の筒からそうめんが流れてきます。それをお箸で塞き止めて、すくいあげるのです。うーん、たまらないですねぇ。