鳥取県、美保湾に面した弓ヶ浜半島の東端に、米子の奥座敷と呼ばれる皆生温泉があります「皆、生きる」と書いて、「かいけ」と読みます。
その昔、出雲の浜から泡となって流れた魂たちが海岸に流れ着き、新しい身体と心が蘇生(よみがえる=黄泉の国から帰る)されて皆、生まれ変わった。このことから「皆生」と呼ぶようになったという言い伝えも残っていて、皆生温泉は長寿にあやかれる温泉地だそうで、人生の後半戦の新年を迎えるにはぴったりの場所でしょう。
皆生海岸の浅瀬に湧き出す熱湯を、偶然にも漁師が発見したのが、皆生温泉の始まりだそうで、なめてみると本当にしょっぱかったです。
年越しのカウントダウンを氏子神社でやっていたので、雪の舞い散る中参加してきました。芸者さんによる鏡割り、ふるまい酒、おまけに福引抽選会なんかもあって、ほほえましい限りでした。
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