1/30/2009

神の住む島へ



春を思わせるおだやかな日、西国三十三所の第30番目の札所、琵琶湖にうかぶ竹生島(ちくぶじま)に行ってきました。京都駅からJRで彦根まで50分、彦根港からは高速船で40分です(1日2便)。神の住む島と言われ、昔から人々に信仰されている霊場です。斜面にそそり立つ塔やお寺の屋根が見え始め、そろそろ上陸という時に、ふと見ると、あんなに晴れていた空がそこだけ小雨が降っていて、虹がかかっていました。なんという奇跡でしょう! 
さぁ神の島へ上陸です。


もともとは神仏が一体化した島でしたが、明治時代の神仏分離令以後は、宝厳寺と都久夫須麻(つくぶすま)神社に分かれています。観音堂の入り口の唐門は豊臣秀頼時代に移築された桃山時代のもので、苔むした屋根、天井や壁の絵などが素晴らしく、国宝になっています。数日前に降った雪がまだ少し残っていました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

にわか雨に虹・・・なんて神々しい歓迎でしょう!竹に生まるるちーくーぶーしいまあー幼いころ祖母と母のモノマネをして歌った謡曲がなつかしいです。

はりねずみ さんのコメント...

へー! そんな謡曲があるんですか? こんど聞かせて下さいね。あの島をみると、昔語りがとてもピッタリな気がします。