京都という町はおもしろい。紅葉が終わり、春の桜まではちょっとヒマかと思っていたらなんのその。その後も、大根だき、南瓜だき、小豆がゆ、なんとか供養などの伝統行事が各地で行われています。新聞の節分ガイドによると、京都市内だけでも43カ所のお寺、神社で節分行事が行われるとのこと。どうやって見てまわればいいのでしょう!! とりあえず、前日もやっている所から行ってみました。まずは壬生寺へ。
炮烙(ほうらく)と節分狂言が持ち味の壬生寺の節分は、吉田神社が表鬼門に対して裏鬼門に位置するとのこと。狭い参道には屋台がいっぱい。とくに目立つのがほうらくを売るお店。30センチくらいの大きさの素焼きの炮烙(ほうろくとも呼ぶ)を買い、家内一同の年齢、性別を書き、お寺に奉納するという風習が古くからあるそうです。京都の人は皆信心深いのか、飛ぶように売れています。境内では杉の生木がうず高く積まれていて、山伏によるいろんな祈祷が行われた後、それに火をつけて、護摩木の法要が行われます。燃えさかる火とすごい煙でそこにいる全員がいぶされる感じでした。ゲホゲホ・・・
つぎに訪れたのは表鬼門の吉田神社。京大キャンパスを横切るようにして、広い参道があり1000店を越える屋台が集まっていてすごい人出。参拝というよりはお祭り気分です。しかもこの節分には福引があって、お豆を買うと番号券をもられえるというのもおもしろいです。境内では鬼が奇声をあげて走りまわり、小さい子供達は泣いたり、追いかけたり。
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