樒(しきみ)とは、別名「仏前草(ぶつぜんそう)と呼ばれていて、仏前や墓前にそなえるものだというのは知っていましたが、法金剛院のお庭で初めて、実を見ました。何とも変な形です。後で、調べてみると、なんと、樒の実は有毒で、ひどいときには人や動物が死にいたることもある!!と書いてありました。あー、触らないでよかった。
昔、土葬にしていた頃、遺体を埋めた墓地を動物が掘って荒らしたため、これを防ぐために、 有毒植物である「しきみ」を供えることで動物を避ける役目をしたとのこと。これが現在では墓地に「しきみ」を植える習慣となったそうです。
ちなみにこれは樒の花です(図鑑より)が、これはきれいですよね。
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