日本最古の花街、島原で、今でも一軒だけ営業している”輪違屋”。創業元禄元年(1688年)で、300年以上の歴史を誇っています。揚屋と置屋を兼ね備え、今でも3人の『太夫』と1人の『振袖太夫』を置いているそうです。といっても全くピンとこない世界ですが・・・。
以前読んだ本、「京の花街『輪違屋』物語」はここで育った十代目のご主人高橋利樹さんが、子供の頃の思い出や花街の歴史、江戸の花魁と京都の太夫との違いなどを分かりやすく解説してあり、一度島原に行ってみたいと思っていました。
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この建物は昭和59年京都市の文化財に指定されています。
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現在も使われているため、見学はできず、”観覧謝絶”の札がかかっています。もちろん”一見さんお断り”です。
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島原に当時のものが残っているのは、この輪違屋と角屋(今は美術館)と大門くらいで、あとは普通の家に変わっていました。すぐ近くには京都市中央卸売市場がありました。
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