事前に往復ハガキで拝観を申し込むことと、拝観料が3千円もすることがネックとなり、ずっと先のばしになっていた西芳寺に、友達が申し込んでくれたので(笑)、やっと行ってきました(5月21日のこと)。梅雨前の緑がきれいな良い時期をねらったのですが・・・
いつもピタッと閉まっている門。時間になると通用口があき、ハガキを見せると中に入れてくれます。
先ずはこの本堂で、お坊さんの話を聞き、般若心経を唱え、写経をさせられます。いっぺんに100人から150人がぎゅうぎゅうの机の前に座らされ、前後左右、手も足ものばせない状態での1時間。これは確かに修行でした(事前にわかっているツアー客で早く来た人達には少しだけ椅子席がありましたが)。外人さんも多くみられ、本当にお気の毒でした。筆ペン持参可でしたので、若い人達はそれであっという間になぞって終えていました。どうせ写経するのなら、お香がただよい、墨のにおいを楽しみつつ、静かで落ち着いた所でゆったりとした気持ちでやりたいものです。
いよいよ庭園へ。こちらは聖徳太子が創業、奈良時代に行基が開山、南北朝時代に夢窓国師が枯山水庭園と池泉回遊式庭園を造営したものです。がその頃にはまだ全く苔はなく、応仁の乱以降荒れ果てたお庭に自然に苔がはえ始め、江戸時代末期から注目されるようになり、苔寺として有名になったのは昭和30年代からだそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿