それともう一つがっかりしたのは、苔の状態です。5月に入って、けっこう雨の日が多かったので期待していたのですが、前の2〜3日が晴天だったせいか、ここ数年の天候異常で傷みがはげしいせいなのか、よくわかりませんが、苔寺というにはあまりにお粗末な状態でした。もちろんこの広いお庭を管理されている人々には大変なご苦労があることとは思いますが。
勝手に緑のじゅうたんを思い描いていたもので
梅雨の季節が一番美しいそうです。苔も生き物ですから仕方ありませんね。
でもその頃には蚊がいっぱいだろうなぁ・・・
それにしてもお寺の拝観料が一日30〜45万円入り、一ヶ月で1000万円以上かぁ・・などと、ついつい計算してしまいました。
こちらは枯山水のお庭
夢窓国師の庭にあこがれて、義満は金閣寺を、義政は銀閣寺を造ったそうです。お庭としては、ここはとても素晴らしい景観だと思いました。虫に耐えきれず、もう見るのは限界となりあきらめましたが、結局最後になってしまい、係の人が早く門を閉めたくて、待たれていました。不思議なことに門を出ると、まったく虫は消えてしまいました。
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