お庭を公開していました。丹精こめて作られた菊がみごとでした。
”涅槃の庭”です。北を枕に入滅されたお釈迦様が横たわり、その回りを弟子達が囲んで嘆き悲しんでいる様子を石や白砂で表現しています。一番奥の東山も涅槃の姿、中間の生け垣も涅槃の姿に刈り込み、手前の石組と、このお庭では三つの涅槃の姿が見られるそうです。
東山もすっかり紅葉、大文字山が見えます。
こちらは2010年に重森三玲さんのお孫さん(重森千青)によって作られた”随縁の庭” 四つ目の家紋にちなんでデザインされたそうです。
さすがですね。モダンなデザインが素敵です。
書院のふすま絵です。円山応挙さんの子孫にあたる方の絵です。松ぼっくりが描かれているのはめずらしく(狩野派は決して描かなかったそうです)、襖の取っ手を龍の目に見立てているそうです。
2 件のコメント:
周りの山の紅葉に囲まれたお庭
すばらしいですね。全体を上から
みたら、どんなことになっているの
やろ(朝ドラの糸ちゃんのまね)
このごろお庭を見る窓の枠、桟
の美しさも知るようになりました。
今週末はとうとう零下の朝になる
ようです。
今住んでるマンションのベランダからも、東山、比叡山が見え、山がすっかり紅葉に染まっています。いよいよ寒くなるんですねぇ。
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