6/13/2012

光華寮(左京区北白川)

この古〜い建物は所有権をめぐって長い間裁判が行われ、決着をみないままに、放置され、今は誰も住んでいない状態の中国留学生会館です。現存する戦前期のモダニズム建築の例として、文化財的価値も高いそうですが。


昭和6年学生向きアパートとして建てられ、戦前は京大の中華民国からの留学生の寮になり(100名ほど住んでいた)その後、中華民国の所有になりました。ところが戦後、台湾と中国の間に所有権争いが起こり、二つの中国をめぐる日本の微妙な立場などから、訴訟が40年以上も続いて、外交問題にも発展しているそうです。

まさにホーンテッドマンション。窓がはずれてたり、階段が腐りかけてたり。木は伸び放題。この辺り、北白川地区は高級住宅地として有名な場所なのに。

2 件のコメント:

urban さんのコメント...

まさに、お化けマンションですねえ。京大の近所にこんな建物があるなんて驚きです。

はりねずみ さんのコメント...

近所の方々にとってもちょっと厄介な
存在ではないかしら? 大きな地震が
あったら崩れそうですから。