連日真夏日を更新している京都です
胴懸があまりに見事なのでもう少し写真を続けます。今日は山シリーズです
芦刈山は前が山口華楊のライオンと尾形光琳のカキツバタ
山伏山はボタンに蝶の三枚掛け
浄妙山は長谷川等伯下絵の「桜図」と「柳橋水車図」
油天神山は前田青邨原画の「紅白梅」
白楽天山はフランスから輸入したゴブラン織りの「農民の食事」
孟宗山の見送はめずらしい肉筆の墨絵です
横の胴懸はもちろん平山郁夫さんの「月」と「日」
黒主山は草花胡蝶文
鯉山のタペストリーはベルギーのもので、一枚の織物を分割して前後左右に飾られているそうです。
もう一枚のタペストリーは霰天神山のもの。叙事詩「イーリアス」からの図柄です
まだまだ他の山鉾にもたくさん注目すべきものがあるのですが、なかなか全部は見られません。またの楽しみにしましょう。
2 件のコメント:
素晴らしい写真が並びますね!
また、基絵の出典まで的確に。
素晴らしい…。
写真見ている方が京都に行くより学べます。
暑いでしょうけどお身体ご自愛くださいね。
こんにちは、そらままさん
コメントありがとうございました。
いつか息子さんと実物を見にいらして下さい。
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