12/26/2013

猿之助への軌跡展@京都芸術劇場(春秋座)

 今回四代目猿之助を襲名し、また京都造形芸術大学、春秋座の芸術監督になった 市川亀治郎さん(現市川猿之助)の展示会を見に行ってきました。


亀治郎時代から猿之助襲名までの舞台写真が大きなパネルになっていました。その写真がとても凝った作りになっていてきれいでした。


澤瀉屋さんの当たり役である「義経千本桜・川連法眼館(通称四ノ切)」の忠信と忠信キツネの二役を初めて演じることになった時の亀ちゃんの、稽古から本番まで、舞台裏の仕組みや苦労話などを描いたドキュメンタリー映画が上映されて、それがとても面白かったです。アクロバティック(宙づりなど)で激しい動き(数秒の早替わり)など、観ている側には楽しい場面も、演じている側(裏方さんを含み)には大変な苦労があるのがよくわかりました。この演目は今12月の南座昼の部でやっています(今日が千秋楽、おつかれさま)。


福助さん、三津五郎さんをはじめ、南座でも仁左衛門さん、段四郎さんなどの休演が続き、心配な歌舞伎界ですが、なんとか皆さん元気になってがんばってほしいです。

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