4/30/2014

三千院花盛り

 大原の里も春真っ盛りです。雪の時以来、久しぶりの三千院です。シャクナゲが満開でした。


往生極楽院が見える有清園です



池に映るシャクナゲ


 わらべ地蔵さんもうれしそう〜


まだ、桜も


モクレンも咲いています


山吹も咲き出しました


椿とハナズオウ


五月の連休は大勢の人でにぎわうことでしょう・・。

4/29/2014

大阪美術館めぐり

どうしても見たい展覧会が2ヶ所、大阪で開催されていたので、行ってきました。


一つ目は市立美術館での「山の神仏 吉野・熊野・高野」


 修験者の拠点となった吉野、熊野詣での熊野三山、空海が開いた真言密教の高野山。この三ヶ所は「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界異文化遺産に登録されました。



国宝の熊野速玉大神坐像(パンフレットより)

仏教の他に神道や修験道(役の行者)など日本古来の信仰の姿がよくわかる展示でなかなか興味深かったです。熊野参詣や吉野参詣、高野山参詣の曼荼羅図も驚くほどたくさんありました。狩場明神とか丹生明神とか初めて知りました・・・


厨子入り蔵王権現立像(パンフレットより)


前鬼・後鬼坐像(パンフレットより)


次に目指したのは、あべのハルカス美術館


全館オープンを記念して「東大寺」展が開かれています


目玉は奈良時代の金銅物、誕生釈迦仏立像(国宝)


地蔵菩薩立像(快慶作)


(絵はがきから)

そして私が楽しみにしていたのは、この二つの五劫思惟阿弥陀如来坐像が並んで展示されていること。左は東大寺五劫院のもの、右は東大寺阿弥陀堂のもの。以前二体とも特別拝観したことがあるのですが、大きさとか違いとかは記憶が曖昧だし、暗くてよくわからなかったのでじっくり見られるのはうれしい限りです。あまりに長い間座禅、思惟をしていたので、髪の毛がのびてこのようなアフロヘアーになってしまったという、ユニークな阿弥陀様で鎌倉時代に重源上人が中国から持ち帰ったと思われる2点です。お一人は手を衣の中に入れ、もう一人は合掌されています。お顔や胴体のふくらみも違いが見られました。


国宝の誕生仏のレプリカが入り口に飾られ、甘茶をかけることができます。

4/28/2014

鞍馬寺の春

標高600mの鞍馬山はやはりまだ、春真っ盛りでした


多宝塔の周りは


八重桜やしだれ桜が満開


途中のお社には山吹が


そしてパワースポットの本堂の前にも


まわりにも八重桜がたくさん・・・


夏のような日差しの中で咲いていました

もうすぐ、この鞍馬寺ではウエサク祭が行われます。その時の様子はこちらで

4/27/2014

新緑@貴船神社

桜にうつつを抜かしていて、ふと気づいたら


新緑が美しい季節になっていました


二の鳥居をくぐり本宮南門へ


入り口にあるご神木、樹齢400年のかつらの木


根元からいくもの枝が天に向かってのびています


葉っぱはハート❤の形


絵馬の起源といわれる神馬像と窓ガラスに映る新緑がきれい


シャクナゲとコブシとモミジ


5月からの川床営業のために工事真っ只中の貴船川沿いを数分歩いていくと、奥宮に到着。大きな薮つばきがありました。

4/26/2014

五色八重散椿@地蔵院

 桜の季節は椿の季節でもあります。椿といえば、ここです。北野天満宮の南、一条通りにある小さな境内で、知らない人は素通りしていきます。


加藤清正が、朝鮮から持ち帰り、豊臣秀吉に献上したものを、秀吉が北野大茶会の縁から献上したものだそうで、この木は2代目です。


普通、椿は花の形のまま、ぽとっと落ちます(ので縁起が悪いと言われることも)が、この種はサザンカのように、花びらが一枚一枚落ちるので、下はピンクが敷き詰められたようになります、見上げるとしだれ桜の名残りが。


一本の木に白、赤、ピンク、絞りなどの花が咲きます


これは1ヶ月前くらいに撮った大豊神社の灯籠の台座です

4/25/2014

桜@比叡山

比叡山は桜の開花はまだまだでした(4/19)


下に見えるのは根本中堂(延暦寺)


早咲きのしだれ桜がやっとかな。伝教大師の童形像が。




まだ梅が満開でした



五月の連休頃がソメイヨシノの見頃のようです。

4/24/2014

八重桜@京都御苑

ソメイヨシノが終わるともうすっかり桜の季節が去ったような気がするのですが、京都はまだまだ八重が咲いていますし、ちょっと北へ行くとまだ咲いていない所もあります。


”関山” かな?


この白の八重は ”一葉”  でしょうか・・・

広い御所のお庭でのびのびと枝を広げて咲いていました

4/23/2014

八重の桜(平野神社)

平野神社では八重桜が咲き誇っています


右に見えるのは右近の橘、奥の白いのは ”白雲”


黄緑いろの桜 "鬱金"(うこん)


芯から赤くなり、どんどんピンク色になっていきます


こちらは ”平野妹背”



 花が二段(白い部分とピンクの部分)に咲きます


そして緑の桜 ”御衣黄”  遠くから見ると緑で目立ちません


近くで見ると、花びらに緑の線が入っています


これは ”突羽根桜”(つくばね) のつぼみ、開くと100〜250毎の花びらになります


後ろに立派なお社の屋根が見えています。これが素敵なんです。


神社の参道です。手前のピンクは ”海棠”(かいどう)、そして ”鬱金” 奥に見える緑の木は、一番始めに咲く ”魁”(さきがけ)で、もう葉桜になっています。