近鉄奈良駅からバスに乗って新薬師寺に行く時に降りるバス停、破石町(わりいしちょう)のすぐ西側に奇妙な要塞のようなものがあります。
奈良時代の僧、玄昉の首塚という伝説もあったのですが、本当は東大寺の僧が築いた土塔だそうです。7段のピラミッド状になっていて、奇数段には瓦の屋根が作られていて、その下には阿弥陀三尊像などの石仏が刻まれています。
仏舎利を納める塔だったようで、頂上には五輪塔があります。以前は鍵を開けてもらわないと入れなかったのですが、最近発掘調査と復元が終わり一般公開されるようになりました。
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