11/08/2014

そうだ、奈良 行こう8(奈良国立博物館)

やっと行ってきました。


毎年行く機会はあったのに、あの混雑ぶりがいやでずっと避けていました。


今回の目玉は15年ぶりの公開となった「鳥毛立女屏風」です。6扇からなっていて、その内の2扇は東京、残りの4扇は奈良で公開されています。天平時代の美人像、ふくよかで優しい表情がしっかり残っています。残念ながら、着衣に貼り付けられていたというヤマドリの羽毛は失われていましたが、大仏開眼供養の時(752年)に制作されたそうですから、すごいです。



聖徳太子が好んだという伎楽のお面や楽器、イランから伝わったと思われる透明な白いガラス製の水さしなど、気の遠くなるような古い時代のものがきれいな形で残されています。


聖武天皇が使ったとされる大きい赤い皮の履物、両ひじをついて用いたという長〜い脇息、サイの角やサメの皮が使われている儀式用の太刀など興味深いものがいろいろありました。

0 件のコメント: