11/19/2015
鈴木松年@平等寺
日本三如来(長野善光寺の阿弥陀如来と京都嵯峨清涼寺の釈迦如来と京都因幡堂の薬師如来)の一つと言われている、頭に頭巾をかぶっている因幡堂(平等寺)のご本尊、薬師如来は前に拝観したことがありますが、今回はなんと、今年発見されたという、鈴木松年の仁王図が公開されました。
お寺のかたの説明のよると、仁王画があるのは本堂の裏手で、普段は扉が閉まっていて手前のスペースは物置として使っていたので、首のあたりまで物が積まれていたそうです。「そこに仁王画があることはわかっていましたが、作者も不明なままで、普段意識して見ることはありませんでした」とのこと。今回物をどけてみて絵をよく見たら、松年のサインがありびっくりしたとのことでした。
ちなみに鈴木松年という人は、上村松園の最初の師匠で、こんな絵も描いています。
お寺のかたの説明のよると、仁王画があるのは本堂の裏手で、普段は扉が閉まっていて手前のスペースは物置として使っていたので、首のあたりまで物が積まれていたそうです。「そこに仁王画があることはわかっていましたが、作者も不明なままで、普段意識して見ることはありませんでした」とのこと。今回物をどけてみて絵をよく見たら、松年のサインがありびっくりしたとのことでした。
特別公開が終わった後は修復のため京都博物館に送られ、そのまま保存されるので、このようにお寺で見られるのは最後の機会となります。ご本尊を守るための仁王像、とても迫力がありました。
(ウェブより引用)
11/17/2015
11/15/2015
今年の東寺はすごい
今年の秋の特別拝観では、拝観50周年を記念して講堂の北側通路が解放され、ぐるっと回れるようになっているので、立体曼荼羅21体の横、裏側を初めて見ることができます。普段は見られない国宝の梵天(ガチョウに乗っている)、帝釈天(象に乗っている)の素敵な横顔や後ろ姿もしっかりと見えました。
今まで北東の隅で全く見えなかった多聞天。思いの外、色がしっかりと残っていて、邪鬼ではなく、天女の両手に乗っているのも確認できました。
降三世明王(国宝)の後ろのお顔が見られるのも貴重
更に普段よく見えない金堂の薬師如来の台座の下で守護する十二神将が灌頂院に移されていて、一体ずつ照明を当てて配置され、表情や立ち姿、頭上の干支など、前後左右から見ることができます。普段は裏側に隠れていて絶対見ることができない、イノシシ、ネズミ、牛の神将が見られるのはちょっとうれしいです。
11/13/2015
11/12/2015
11/09/2015
万作を観る会@西本願寺
野村万作さん、萬斎さんが世界遺産、西本願寺の南能舞台で演じられるというので、友達に切符を手配してもらって、観てきました。
番組は万作さんの語で「奈須与一語」、萬斎さんの狂言「悪太郎」でした。この日は暑いくらいのお天気で強い西日が差す中、84才とは思えぬ気迫の芸と、狂言らしい笑いを誘う演目を楽しみました。
イチョウはまだ少し早かったです
11/06/2015
正倉院展 第67回
今年も正倉院展に行ってきました
今回の目玉はコレ、紫檀木画槽琵琶です。ある有名ブランドのパターンに似ていると話題になっている逸品です。今から千何百年も前に、こんなに細かい細工が施され、今でも色あせないモダンな柄にはびっくりです。
琵琶の裏と表
当時使われた石の竹笛(音色が館内に流れていました)、糸や毛糸、細工の細かい筆など、儀式に使われた品が多く出展されていました。
羊毛をフェルト状にした絨毯もこのころからあったのですねぇ。きれいに保存されていて驚きました。ウミガメの甲羅の柄を利用して作った如意(仏具)はまるで、孫の手の原型のようでした。
象牙を赤く染め、そこに飛天や花を彫ってある定規(尺)は素晴らしいものでした。
11/05/2015
11/04/2015
11/02/2015
10/31/2015
10/29/2015
10/28/2015
10/27/2015
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