奈良市南東の郊外の山奥にあり、錦の里と言われている紅葉の名所である正暦寺が秘仏公開をしているので、訪ねました。
992年、一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建され、当初は、堂塔・伽藍を中心に86坊の塔頭が建ち並んでいたそうですが、平重衡の南都焼き討ちの際に全山全焼、その後、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興して、昔に勝る隆盛を極めたそうですが、それもまた衰退し、今は本堂と鐘楼、福寿院が残るのみとなりました。
(ホームページより)
白鳳時代の作で、台座に腰を掛けるという倚像の形をとる金銅仏です
境内にはナンテンがたくさん
供養塔
福寿院客殿からの
お庭の景色
(ホームページより)
重要文化財の孔雀明王像、両側には愛染明王像
京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵
地元の方がお茶と金平糖をサービスして下さいました。
2 件のコメント:
あらま! 正暦寺に行かれたとは!
私は、紅葉の名所ということは知らず「清酒発祥の地」
という認識でした(;^ω^)
孔雀明王は一度拝見したいなと思っていますが、
白鳳仏のことは知りませんでした。
そうそう、清酒発祥の地で、お酒も売っていました。
山奥でちょっと行きづらい場所ですね。
ステキな愛染明王が2体も並んでて、どこかにその写真があればいいなぁと探したのですが、ありませんでした。残念。
白鳳仏は深大寺の倚像を思い描いていたのですが、もっとずっと小さな可愛いお姿でした。
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