京都府の日本海側、若狭湾に面した丹後半島の東端に、昔から漁業を営み、独特のスタイルを持つ舟屋の集落、伊根町があります。
三方を山で囲まれた静かな伊根湾の中、海辺ぎりぎりに将棋の駒を縦に並べたように、ぎっしりと家が建ち並び、一階部分はそのまま舟が出入りできるように、舟の格納庫と物置になっていて、二階部分は住まいになっています。伊根湾は潮の干満の差が少なく、海が急に深くなっているのでこのような形態が生まれたようです。
住民はその舟屋の裏、道路を挟んで山側の母屋に住んでいるそうです。今は230軒ほどの舟屋があり、漁村では初の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。ひっそりと静まりかえった村の昼さがり、海猫がいっぱい飛んでいてミャアミャアーとにぎやかでした。
民宿も多く、その中の一軒のサイトに”1階は2~5名様程度の小部屋(8畳)とカウンター付土間です。手足が、海に届きます。酔っ払い・寝相の悪い方は、注意して下さい、海に落ちます。現実に、海に落ちた方、何名もあり。”という記載があり笑ってしまいました。
取れた魚を干して売っています。ほかにも鯛やブリを養殖しているそうです。
ちょっとコワイ・・・
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