非業の死をとげた早良親王(さわらしんのう)の御霊を鎮めるため、桓武天皇の勅願により御霊を祀る社とされた御霊神社。近くには”応仁の乱発端の地”の碑があります。が、人知れずひっそりとした所です。5月18日に行われる御霊祭りは京都で最も古いお祭りだそうで、その時に使われるりっぱな御神輿が用意されていました。今は南門の外壁に沿って、一初(あやめの一種で一番先に咲くのでイチハツの名がある)が咲いています。
これは先日平野神社で撮ったもので、鳶尾(これでイチハツと読む)と書かれていました。京都に来て初めてこの花の存在を知りました。普通のアヤメやショウブと違って、平ペったい花の形で、白い、とさか状のもじゃもじゃがあるのが特徴です。乾燥に強いため、昔はかやぶき屋根の上に植えられていたそうです。さぞきれいだったでしょうね。
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