6/20/2013

大丈夫、大阪?

下赤阪からみた遠景にあったノッポビル、「あべのハルカス」です

日経トレンディNETから引用

6月13日に大阪の日本一高いビル「あべのハルカス」(地上300m)近鉄本店が一部開業を始めました。群を抜いて高いのでどこからでも見えますが、こんなに高層でガラス張りのビルには上がりたくないです。こちら(関西)では連日テレビで取り上げられ注目を浴びています。
近鉄百貨店は "日本一滞在時間の長い百貨店" をめざしているそうで、休憩スペースやカフェを多くしたり、売り場の配置を画期的にしたり、ダイニングを充実させたりしているそうです。一方、


朝日新聞デジタルから引用

こちらの、4つのすごい高層ビル群はJR大阪駅に4月26日にオープンしたばかりの「グランフロント大阪」


先日探検してきました。大阪初や日本初の高級な店舗がたくさん入っていたり、ホテルや住宅、オフィス、ナレッジキャピタル(知的創造拠点???)などがある複合施設です。朝4時まで飲めるというのも売りみたいです。あまりのお店の多さに頭がクラクラしてきて、買い物する気分にはなりません(年のせいかも・・・)。



フロアや各お店は確かにオシャレですが、新聞記事によると、オープン5日間で12億5千万円の売り上げがあったものの、来場者1人当たりにすると800円台にとどまったそうです(やっぱり・・・)。

そこで私が心配するのは(って、そんな義理ないんだけどね)、梅田には去年、一昨年と立て続けにオープンした「JR大阪・三越・伊勢丹」(あの時は驚いた)と「阪急百貨店梅田本店」(この時も注目された)がすでにあるのに、「グランプロント大阪」や「阿倍野ハルカス」(これは梅田じゃないけど)など、はんぱじゃない規模の大型店舗ができて、みんなやっていけるのだろうか?ということ。いくら人口密集地といっても、それほど経済が回復したわけでもなく、購買力が上がったとも思えないし。何だか自分で自分の首を締めてる気がするのですが。これって、すでに買い物に食指が動かない者のひがみですかねぇ。

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