たん熊、吉兆、菊乃井、美濃吉、瓢亭などの老舗料亭が74店、他に寿司組合、ふぐ組合加盟店の自慢料理の展示が広い会場にずらりとならび、見るだけでため息がでてきます。
芸術的な太刀魚
お正月料理(海老芋の三色田楽ほか)
投網鰻と箕河海老
山椒とうろこの唐揚げ(美山荘)
蛇腹レンコン(ひろや)
若い調理人の卵さん達が熱心に写真を撮ったりメモして勉強している姿が印象的でした。
広い会場ではこの他にデモンストレーションや講演、京舞、京名品売り場や食堂などもありました。
ところでユネスコ登録の話ですが、「和食」は旬の素材を上手に使い、一汁三菜のようにバランスのとれた食事で、だしのうまみ、四季折々の食材、器や盛りつけの美しさ、年中行事と結びついた伝統的食文化などが評価され、登録の対象となったようです。じつは最初は茶懐石を基本とした京都の高級料亭料理「日本料理」で登録を目指そうとしたのですが、韓国が申請した「宮廷料理」が却下されたため、急遽家庭料理も含む「和食」で申請を変更したそうです。今、食品の偽装表示が問題になっていますが、これからの子供達の食育も含めて、身体の基本の食事を大事にしてきたいものです。
2 件のコメント:
わぁ~すばらしいですね。先日のNHKBS?だったかな、京都迎賓館を支えているかたたちのことをやってました。京都の老舗料亭が順番で担当するとか。あるときの懐石八寸が紹介されましたが、見ているだけでも幸せになりました。
本当に、芸術品ですよね。
食べ物ってやっぱり人を幸せに
してくれますね。
朝ドラの”ごちそうさん”みたいに。
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