上村松園の長男として生まれ、母親の後姿を見て育ち、家の敷地にさまざまな動物を飼って(インドのクジャクや中国の丹頂鶴に至るまで輸入して)観察を続け、独自の花鳥図を追求した上村松篁の展覧会に行ってきました。
初期から晩年に至るまでの絵約75点と素描、挿絵原画などが一同に集められて見応えがあります。
一つの絵を完成させるまでに、彼のようなプロ中のプロでも、何回も何枚もデッサンをしているのに驚きました。それが、下の絵のように、彼独特の構図と色合いになるのは持ってうまれた感覚なのでしょうか。どれもため息がでるほど美しいです。
(図録より)
どの絵にも、気品が感じられます
(図録より)
作者の優しいまなざしが動物達に注がれてるのを感じます
(図録より)
どうしてこんなきれいな色が出せるのでしょうか
葉の一枚一枚の微妙な色がたまりません
見終わった後、本当に幸せな気持ちになりました。
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