2011年から始まった「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」。 公募で選ばれた京都造形芸術大卒の若い女性絵師、村林由貴さんが退蔵院の襖絵を数年かけて、描き上げるという壮大な計画が進行中です。
その作業をずーと追って撮影レポートをしているのが、写真家吉田亮人さんです。2013年2月に東京のギャラリーでプロジェクトのトークショーがあった時に、吉田さんを知りました。
その吉田亮人さんが、一乗寺の恵文社で写真展とトークショーをされるというので、参加してきました。写真はバングラデシュのレンガ工場に寝泊まりして撮った、働く人達の姿です。今の日本の社会では想像もできないような過酷な状況の中での手作業の仕事の様子、生きるために働いている人々の明るい表情などがモノクロ写真で生き生きと写し出されていました。
タブロイド版で、目打ち、糸で綴じた写真集
(写真は矢萩多聞さんのtwitterから引用)
(写真は矢萩多聞さんのtwitterから引用)
トークショーは、「Brick Yard」という吉田さんの素敵な手作り写真集を一緒に作った装丁家、矢萩多聞さんとのお話で、お二人ともユニークな経歴の持ち主なのでいろいろな意味で刺激的でした。
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