10年以上前にパリを訪れた時にはなかった観光の目玉が、今回二つありました。
そのうちの一つは、パリ市が提供する貸し自転車ヴェリブ。velib'というのはvelo(ヴェロ=自転車)とlibre(リーブル=自由な)という単語から作られた造語で、2007年にセルフレンタサイクルシステムとして誕生したのだそうです。地球にやさしいエコ対策とリーズナブルな移動手段として注目されています。
街のいたる所(市内に1000ヶ所以上、300メートル毎)にこの貸し自転車のステーションをみかけます。ずらーと並んだ銀色の自転車は街の風景にもマッチしていて、おしゃれです。どこかのステーションで借りたら同一ステーションでも別のステーションで返しても構わないのでレンタカーの乗り捨てシステムのように気軽に利用することができます。通勤の他にも終電に乗れなかった時とか、疲れて歩きたくない時とか、観光名所を廻る時とかに便利ですよね。パリ市民のように日常的に使う人は年間券がありますが、旅行者用に1週間券(5ユーロ)と1日券(1ユーロ)というのもあるみたいです。盗難防止のため、支払いはクレジットカードのみ、違反した場合は150ユーロが自動的に引き落とされる仕組みになっているそうです。
京都でもこんな粋なシステムが早くできないものですかねぇ・・・
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