平城遷都1300年記念行事として、吉野の金峰山寺(蔵王堂)で金剛蔵王権現三体を百日特別ご開帳しています。これはぜひ見たいので、わざわざ京都から往復5時間かけて行ってきました。
現存する最古のロープウェイと聞くとちょっとコワイ・・・
釈迦如来(7.3m)千手観音(6.1m)弥勒菩薩(5.9m)の秘仏三体のポスター
上り坂をあるいてやっと国宝の仁王門に到着
東大寺の大仏殿に次ぐ大きさの蔵王堂(国宝)
いよいよ巨大な蔵王権現三体にご対面です。堂の中では護摩炊きの煙りと読経の声が響いています。三つの扉から飛び出しそうな迫力で悪魔を振り払う怒りの形相で我々を見下ろしています。
ポスターより
青い身体、赤い炎の光背、髪は逆立ち、目は吊り上がり、口を大きく開き牙をみせ、三鈷を振り上げ、片足を高く上げ、不動明王よりもパワーアップした、まるでスーパーサイア人のよう。内陣に障子で小さく区切った小部屋(対話の間)が作られていて、ここに入るともっと間近に見ることができました。いやー何とも凄いものを造ったものです。吉野に泊まると特別に夜も拝観できるそうですが、ちょっと怖すぎますよね。
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