今朝(14日)は明け方から、半端ではない雨降りが続いています。断続的にバケツをひっくり返したようなすごい雨です。梅雨明け近くなるとこのようなゲリラ雨が多くなりますが、提灯をいっぱいつけた鉾は大丈夫かしら?
さて12日の続きです。雨がぱらついたり、薄日がさしたり、変なお天気の中、3時すぎ、やっと残り四つの鉾の曵き初めが始まりました。
先ずは”菊水鉾”。狭い通りから四条を横切ります。唐破風屋根が特徴です。
次が”月鉾”。動く美術館と言われています。これを曵くのは子供たちです。
そして、同じ町内にある池坊の生徒さん達が華やかな浴衣姿で曵く”鶏鉾”。
最後に四条通りをゆうゆうと行くのが、最も格式のある”長刀鉾”です。
お稚児さんと二人の禿(かむろ)さんも緊張した面持ちで乗っています。
お稚児さんは高い場所に掛けられた梯子の上で、
強力(ごうりき)さんの肩に乗せられて、方向転換をして、降りてきます。怖がってしがみついたり、動いたりしたら大変です。とても堂々としていて感心してしまいました。
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