壇上伽藍にはその他にもいくつもの建物があります。
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弘法大師空海が住んでいたと言われる御影堂と三鈷の松です。唐から戻って密教を広める根本道場を造ろうと思い、場所をさがしていた空海が、唐の浜から空に向けて三鈷杵を投げると、それが高野山の松の枝にひっかかり、そこに伽藍を建立したと伝わる三鈷の松(松の葉が三本に分かれている)は代替わりして大切に守られています。
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これは六角経蔵、よくお寺で見かけます。お経が納められているお堂で、下にある取っ手を持って一回転させると、お経を読んだことになるというものです。ここのはとても重くて、大勢の人が一緒に力をあわせないと廻りません。
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藤原時代に建てられた山王院、木立の中にひっそりとたたずんでいます
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大塔の鐘、 日本で四番目に大きな鐘であったことから高野四郎と呼ばれるようになったそうです。
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准胝堂前
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他の塔に比べて地味な色あいの西塔
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朱塗りの橋がきれいな蓮池