三千院の外壁に沿って、清流の流れる林の道を登っていくと来迎院が見えてきます。観光客が多い時期でも、ここまで足をのばす人は少なく、いつもひっそりとしていて、ゆっくりとできます。
このお寺は最澄の直弟子、慈覚大師円仁が声明の修練道場として開山しました。境内には池があって、アオモリガエルの卵や、孵ったばかりのおたまじゃくしがたくさんいました。
お堂の中には薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来の三像が荘厳に並んでいます。その横には毘沙門天と不動明王もいらっしゃいます。すべて藤原時代のものだそうです。こんなにすごいものがさりげなく置かれていることに驚いてしまいます。
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