8/25/2010

高野山15(町石)

山麓の慈尊院(女人高野)から高野山奥の院へ続く約22キロの表参道を町石道(ちょういしみち)といいます。ここには人々が道に迷わないようにと一町(約108m)ごとに木製の卒塔婆が立てられました。現在は木製ではなく、石造りになっています。慈尊院から伽藍(大塔)まで180基、伽藍から奥の院までは36基あるそうです。高さ約3メートル、30センチ角の御影石で、梵字と町数が彫られています。高野詣の人々はこれを菩薩に見立て、一町ごとに合掌しながら歩いたそうです。

          大門前、6町石(慈尊院側)

          御社付近、3町石(慈尊院側)          

   ここが伽藍より、1町石(慈尊院側)柵の内側で見えにくい

          如意輪寺前、5町石(奥の院側)

        泊まった高室院、8町石(奥の院側)

             9町石(奥の院側)

           奥の院の中、32町石
    

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