奈良駅からバスで10分くらい南に下がった所に、奈良時代最初の官寺、大安寺があります。昔は東西に九重塔があり、東大寺と同じくらいの規模の大伽藍を形成していたのですが、度重なる災害で、今はこじんまりとしたお寺になっています。ご本尊の秘仏十一面観音像が公開中なので、行ってきました。
色づいたイチョウの大木と菊の花が秋らしい風情でした。
その後、10月5日のリベンジで五劫院へ、五刧思惟阿弥陀如来座像を見に行ってきました。前もって電話でたのんでおくと、見せていただけます。時間を約束していたので、タクシーで行ったのですが、タクシーの運転手さんも知らないというお寺でした。
やっと思いをとげられました。衣の中に手を入れ、ふっくらとしたお顔の阿弥陀様でした。遠くて暗くて、頭のアフロヘアーははっきりとは見えませんでしたが、まぁ満足です。
それよりも、こちらにはもっと珍しいものがありました。墓地の入り口にある石仏”見返り地蔵”です。京都の永観堂の見返り阿弥陀様が有名ですが、こちらの方は誰でもが気軽にお参りできます。
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