「一乗寺ぶんかさい」の催しの一つとしてモッピー(茂山宗彦)の狂言が無料で観られるというので出かけて来ました。
行われたのは宮本武蔵で有名な八大神社の境内
まずは鈴木実さんの解説。狂言の型や決まり事、演目の説明、楽しみ方などを子供にもわかりやすく説明してくれました。本来狂言は庶民の娯楽で、神社の境内など屋台やお祭りで人が集まっている場所で、人目を惹きつけるように演じられたセリフ劇とのこと。
狭いむしろの上で、すぐ近くに人が集まって、子供達は飲み食いしながら観ているという、この日のこの場所はまさに原点のよう。いつも能舞台で観ているせいか、ちょっと驚きでした。さすが茂山家。
演じられたのは「柿山伏」
お腹をすかせた山伏が柿を盗もうとして木に登り、主人に見つかり、からかわれてカラスや猿やトンビの真似をさせられるというわかりやすいお話で、大人も子供も大笑いでした。
その後のワークショップでは、笑い方や柿の食べ方などを楽しく教えてもらいました。
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